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桜井「はい、長かったバースデーライブも残すことラスト1曲になってしまいました。
ここまでを振り返ってね、誰かに感想を聞いてみたいと思うんですが…
じゃあね、VTRがめちゃくちゃ感動した、A！」
自分でお願いしたとはいえ、話し出す瞬間は緊張する。
事情を知ってる玲香が、もう少し繋ごうかと目で合図をしてくれる。
だから私も、お願いと伝えた。
桜井「さっきのAのVTR、すっごい良かったよね」
高山「良かった〜！」
桜井「私さ、かずみんと裏で見てたんだけどね…
2人で泣いちゃったよね〜」
高山「いやぁもうさ、あんなに小さかったAちゃんがって思ったらさ…」
桜井「みんなすごい感動してたみたいだけど、Aどう？」
A「えぇ〜、すごい嬉しい…！」
そろそろ言わなきゃ、と思って深呼吸をする。
玲香が目で、いいよのサインを送った。
自分の気持ち、ちゃんと言葉にする。
A「VTRでもあったけどさ、私は最年少を卒業したんですよ。
そのタイミングと前後して、大好きな2人の卒業もあって。
色々な方から、気持ちの整理は大丈夫？と心配の声を頂いていて…
ご存知の方もいるかと思うんですが、私は新しい環境に慣れるのに時間がかかるタイプでして。
気持ちに体が追いつかなくなることが、よくあるんです。
でも、私は今、変わりたいって思っていて…
あんまり言葉に出すのとか苦手で、いつも文章に逃げちゃうんですけど。
今日は、この場をお借りして宣言したいのですが、いいですか？」
ファンの方が、いいよーと叫んで下さる。
そんな大それたことを言うわけじゃないけど、有難い励ましだった。
A「2017年、乃木坂6年目の坂を上る私は、強くなります！
今までいっぱい心配かけちゃったけど、これからは少しずつ恩返していきます。
変わっていく私を、これからも見ていて下さい！」
笑顔だった。
最後に相応しくないとか、そういうのは置いておいて…
言い切ったら、スッキリした。
言っちゃったら、責任が生まれる。
そしたら私は、頑張れる。
桜井「元、最年少からの末っ子卒業宣言でした！
いやぁ、逞しくなったよね〜！
なんだか改めて、私達も頑張らないとなって思いました」
少女のこの言葉が、全員の心に火をつけた。
ここからの1年、彼女達は怒涛の勢いで坂を上っていく。
2017年の活躍は、今この瞬間に始まった。
その勲章が与えられるのは、もう少し先の話。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - リクエストありがとうございます。お時間頂きますが書かせてもらいます！ (2020年10月3日 0時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
はーー(プロフ) - 岩本蓮加ちゃんとの絡みが見たいです！！ (2020年10月1日 20時) (レス) id: 1ddc39e4b6 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - なななさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが書かせてもらいます！ (2020年10月1日 14時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠花さん» まとめての返信で失礼します。リクエスト頂戴しました。お時間頂きますが、書かせてもらいます。 (2020年10月1日 14時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年9月19日 14時
