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「2人ともお疲れ様…笑」
A「終わっちゃった…っ」
飛鳥「…っ」
「本番は、泣かずに頑張れたじゃん。
ちゃんと伝わったよ、我慢してるの」
帰りのバスに乗り込み、人もだいぶ降りた頃。
飛鳥と2人になった途端に、1日堪えていた涙が溢れてきた。
それは、隣に座る飛鳥も同じようで…
一緒のタイミングで泣き出した私達を見て、マネージャーさんが笑ってる。
「もう2017年なのかぁ…早いね」
飛鳥「あっという間に、2月なんて来ちゃうよ…っ」
A「奈々ちゃんと離れたくないないなぁ…」
「2人とも、奈々未のこと大好きだもんね」
飛鳥「私は、アイドルをやってる橋本奈々未が好きなの。
もちろん、卒業しても仲良くしてほしいけど…っ
アイドルやってる奈々未が見られなくなるのが、やっぱり寂しい…っ」
A「私はもう、奈々ちゃんの前では泣かないって誓ってきたけどね…っ
本当は寂しいし、もっともっと一緒に居たかったな…っ」
私達の心の声は、止まらない。
珍しく飛鳥も、感情をそのままに出してる。
今日の紅白は、色々思うことがあったしね。
マネージャーさんもそれを分かってるから、優しく聞いてくれてる。
「でもきっと、奈々未が卒業を決めたのは、2人の存在が大きいと思うよ」
飛鳥「なんで？」
「15枚目、2人が頑張る姿を、誰よりも俯瞰して見てたから。
敢えて声はかけずに、じっと見守った。
2人が協力して、お互いを頼って乗り越えていく過程をね。
その姿に乃木坂を未来を見て、決断に踏み切れたんだと思う」
A「まいまいもそう言ったけど、それって複雑だなぁ…」
何となく感じ取ったはいたものの、人から言われるとリアルに響く。
マネージャーさんは濁してるけど、奈々ちゃんがそう言ったんだと思う。
既視感のある言葉だけど、やっぱり複雑な気持ちになる。
「まぁ、残される方は複雑だよね。
だけど、それだけ2人が頼もしくなったって証なんだから。
2017年は、2人も先頭に立って引っ張っていくんだよ。
3期生にとって2人は、もう立派な先輩なんだから、よろしく頼むよ」
始まりと終わりは、必ず同時に起こる。
分かってはいる、だから強くなりたい。
もう、泣いてる姿ばかりは見せられない。
しっかり、背中を見せられる人にならなきゃ。
2016年の終わり、2人でそう誓った。
言葉はなくても、心で伝えられる。
2017年は、私にとっても乃木坂にとっても、変化の年。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠奈さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - ひなさん» リクエストありがとうございます！お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠花さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - kaさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年9月7日 0時
