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白石side
A「ん……っ」
麻衣「A…！よかったっ…」
A「麻衣…ちゃん……？」
麻衣「うん、麻衣ちゃんだよ。
お腹痛いのどう？少し楽になった？」
A「さっきより痛くなくなった…」
麻衣「でも、まだしんどそうだね…」
A「さっきが失神しそうなほど痛かったから…
気づいたら病院にいたから、多分途中で意識飛んでた…」
数時間後、ゆるゆると目を開けたA。
長い睫毛が、いつものように姿を現した。
顔色こそだいぶ回復したものの、まだ辛そうな様子。
意識飛んでたって言ってたけど、そんなにしんどかったんだ…
麻衣「あのね、Aは今、急性胃炎っていう病気なんだって。
それ自体はお薬で治るんだけど、念の為詳しい検査をしたいみたい。
受験も近いし、安心した状態の方がいいでしょ？」
話すなら早い方がいいと思ったけど、急すぎたかな…
ベッドの上で目をパチパチさせて、完全に頭がフリーズしてる様子。
いきなり言われたら、驚いちゃうよね…
麻衣「ごめん、驚かせちゃったね」
A「じゃあ…入院するの…？」
麻衣「2.3日するみたい」
A「お仕事と学校は…？塾は…？」
麻衣「全部お休みするって、伝えておくよ」
A「どうしよう…遅れちゃう…
お仕事も、みんなに迷惑かけちゃう…」
麻衣「気にしなくていいから！
もし体調が良ければ、病院で勉強すればいいし。
お仕事は、みんなでどうにかするから。
Aは今、体調を万全にして受験を迎えることがお仕事だよ」
予想はしてたけど、休むことにかなり難色を示した。
受験1週間前に、学校も塾も行けないって言われたら、動揺もするよね。
可哀想だけど、今は絶対安静だからね。
なるべく、気持ちを煽らないように励ます。
麻衣「大丈夫、麻衣ちゃんもずっと着いてるから」
A「お仕事いいの…？」
麻衣「お仕事より、Aの方が大切。
麻衣ちゃんが心配だから、Aの傍にいるの」
A「ありがとう…！」
ずっとうるうるしてたAの目から、涙が零れ落ちた。
不安いっぱいだった顔も、少しだけ綻んだように見える。
それからAは、お昼頃から体調が悪かったと教えてくれた。
塾には、薬を飲んで無理して行ったことも。
いつもなら注意するけど、今回は時期が時期だからね。
優しく抱きしめてあげたら、そのまま寝ちゃった。
次に起きた時には、もう少し楽になってるといいね。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 愛さん» 以前もリクエストして下さっていたようなので、メモしてありました。お時間頂きますが書かせてもらいます！ (2020年8月11日 23時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - れもんさん» ありがとうございます。お楽しみ頂けたようで嬉しいです！ (2020年8月11日 23時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - Ruruさん» 重ね重ねコメントありがとうございます。リクエスト賜りました。お時間頂きますが、書かせてもらいます！ (2020年8月11日 23時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - いつも楽しく読ませてもらってます！リクエストです。HKT48のなこみくちゃんとコラボしてほしいです！ (2020年8月11日 13時) (レス) id: c5a8986ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年7月30日 14時
