卒業に向けて… ページ40
「じゃあ、白石さんは都立の方向で考えてるのね？」
A「そうですね、私立は考えてません。
滑り止めで1校だけ受ける予定です」
「それで本当に大丈夫なの？」
A「さすがに、東京の私立に行かせてなんて言えないよ…汗
そうじゃなくても、無理言って東京出てきてるのに、さらに学費まで払って下さいなんてね…」
「しっかり考えてるのね。
成績の方は、第1志望の所だとどんな感じ？」
A「模試の様子を見ると、やっとB判定まで上がってきたかな〜って感じです。
でもまだまだ安定しなくて、少しでも気を抜けばすぐC判定に戻っちゃいます…」
「そうかぁ…頑張ってはいるけどねぇ…
今の判定だと、少し厳しいね」
A「ですよね…」
「とりあえず、私立の受験校は了解したから、願書は各自で貰ってきてね。
ここなら、今の学力でも十分に受かると思うから大丈夫よ」
A「分かりました」
:
A「ってことを、今日言われて…」
麻衣「ごめんね、時間作れなくて汗」
A「いやいや…」
今日、学校で私立の受験校決めという、すごく大切な面談があった。
本当は麻衣ちゃんがって話だったんだけど、どうしても都合が合わず…
マネージャーさんに来てもらって、その内容を今麻衣ちゃんに伝え終わったところ。
麻衣「Aは、本当に都立でいいの？
私立単願なら、もう合格内定貰えるんでしょ？」
A「そうだけど、やっぱりお母さんに迷惑かけたくない…
地元から出ただけでも親不孝なのに、これ以上はさすがに…」
麻衣「あのね、Aに1つだけ伝えたかったことがあるの」
A「なに？」
麻衣「都立はもちろんだけど、もし私立になったとしても、Aの学費は私が払うから」
A「えっ…」
時が、一瞬止まった。
想像もしていなかった言葉に、声が出なかった。
麻衣「ずっと考えてて、もうお母さんに許可は貰ってる。
だから、お金のことは心配しないで、自分のベストを尽くしてね！
私には、応援するくらいしか出来ないからさ、これくらいさせて？」
A「ほんとに…本当にいいの？」
麻衣「もちろん！」
驚いたけど、自然と心が軽くなった。
麻衣ちゃんが、いつものように笑っていたからかもしれない。
だけど1番は、同じことを大切な人に施しているあの人の存在が、よぎったからだと思う。
お互いの心に、その人の強さと努力が映し出されたからだと悟った。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - Aynさん» 法律ではそうなのですが、紅白などの歌番組で代えが効かない場合は、特例が認められているそうです。また、アイドルにおいては、テレビの自主規制と事務所判断の合意の上で時間を決めているそうです。AKBGは21:00までと決めているそうなので、統一させて頂きました。 (2020年7月30日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - まよちゃんさん» リクエストありがとうございます！お時間頂きますが、書かせていただきます！ (2020年7月30日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 愛梨さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが書かせていただきます！ (2020年7月30日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - パピコさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせていただきます！ (2020年7月30日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年7月17日 19時
