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『なるほど…それでは久保さんは、乃木坂46としてどんな存在になれそうですか?』


久保「常に乃木坂としての自分の価値を追い求める存在になれます。

このエンブレムを付けたくて、同じ制服を着たくてここに来ました。

その重みを背負った日から卒業する瞬間まで。

乃木坂として自分に何ができるのか、考えて行動できる存在でいたいです」


『分かりました…

じゃあ、Aから何かある?』


「…最後までできる?」


久保「はい、出来ます」


「今、中学3年生だよね?

宮城県ってことは、受かったら上京する。

全てを捨てても良いって覚悟はありますか?」


久保「はい、人生を乃木坂に賭けます。

誰にも言わずに引っ越すって決めています。

家族も、それで納得してくれました」


「ご家族、応援してくれてるんだ?」


久保「夢は叶えた方がいいと言ってくれています。

せっかく持った夢なので、叶うまで諦めません」




まさか、白橋さんから質問が飛んでくるとは思わなかった。

テレビで見ているのとは違う、厳しい眼差し。

存在自体が輝いていた。

私は、この目をできる人になりたい。

そうなるくらい、乃木坂に命を燃やしてみたい。




「乃木坂のどんなとこが好きなの?」


久保「私は、乃木坂の芯が強い所が好きです。

初めから強かったわけじゃない。

でも、負けたくない、上に行きたいって気持ちは胸の奥に秘めていて。

それが節目節目で溢れる瞬間が、たまらなく美しくて。

周りの様子を伺いながらも、自分の意見も主張できる。

そんな優しくも自分の意思を持っている乃木坂が、私は大好きです」


「へぇ、そうなんだぁ…!

じゃあ、乃木坂らしさって何だと思う?」


久保「私がファン目線で思うのは、仲間と共に成長していく姿です。

誰かのために頑張る、誰かがいるから頑張れる。

乃木坂は、メンバーさんの関係も曲も、そんなメッセージ性があります。

時には切磋琢磨しながら、日々自分の成長と向き合ってる。

以前は、周りの視線ばかりを気にして、自分の意見を引っ込めてしまっていた。

でも今は、周りを見つつも自分の意見も言える。

そんな変化が、乃木坂の成長だなって感じます。

乃木坂らしさって、その優しい成長にあるんじゃないかなって私は思ってます」




少し、語りすぎてしまっただろうか。

でも、憧れの人を前に伝えられた。

それだけで、ここに来た意味はある。

私の乃木坂愛が届いていたら、こんなに嬉しいことはない。

リミットがあると知って→←ここで頑張りたい



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作者名:しろりんご。 | 作成日時:2023年5月5日 23時

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