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衛藤side
A「ごめんね…」
この言葉で、すべてを察してしまった。
さゆりんと喧嘩して、まいやんがAを叩いたって聞いた。
直接、Aと会って話したいと思い、家までやって来た。
エントランスで待っていたら、ななみんと共に戻ってきたA。
部屋で話していたら、徐に告げられた。
この子の言葉には、嘘がない。
だから、これも本気だと思った。
傷つけないように、言葉を選んで自分の気持ちを伝える。
衛藤「それじゃあ、Aも逃げてるだけだよ」
Aと、目が合った。
大きな目は真っ赤で、それでいて揺れていた。
衛藤「片想いの選抜発表の後、Aは私に言ってくれたよね。
美彩が、本当に乃木坂が嫌で辞めるなら、私は止めない。
でも、そうじゃないから、好きなのに諦めるなら止めるよって。
その言葉、そのまんまAにお返しするよ。
Aが、乃木坂が嫌でもう限界なら、私は止めない。
まだ中学生なんだし、いくらでも道は変更できる。
けど、少しでも乃木坂に未練があるなら、私は止める。
ここで辞めたら後悔するなら、私は絶対に辞めさせない。
自分が後悔する選択はしないで」
Aに負けずに、真っ直ぐな目で見つめた。
私の目に映る瞳に、うっすらと膜が貼ったのが分かった。
A「＿＿もうちょっと、考えてみる」
それを零さず、Aは代わりにこんな言葉を残した。
すぐに答えを出せないということは、それだけ苦しんでいるということ。
辞めたいけど、辞めたくない。
そんな心の葛藤を、今しているということ。
橋本「私はね、もったいないと思うな。
去年の夏のAは、すごく輝いてた。
私は、あの輝きをまた見たいって思うから」
ななみんの言葉は、シンプルだった。
でも、ものすごいパワーがあった。
衛藤「私も、出来るなら一緒に夢を叶えたいな。
Aと一緒に、選抜で踊ってみたい。
美彩にも出来たんだから、Aにも出来ると思う」
私の言葉が、どれだけAを救う力になるかは分からない。
もしかしたら、何の役にも立たないかもしれない。
それでも、Aには乃木坂にいてほしいと願うから。
まだまだ、一緒に坂を上ってほしいから。
私は、いくらだって手を差し伸べるよ。
私の卒業の時に、Aがいなかったら嫌だもん。
Aの卒業は、客席で見届けるって決めてるんだから。
＿＿だから、ここで負けないで
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 13時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 愛さん» リクエストありがとうございます。もう少しギクシャクする予定で下書きしてあるので、お楽しみ頂けたら嬉しいです！ (2020年7月4日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - れもんさん» リクエストありがとうございます！お時間頂きますが、書かせてもらいます。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - りんごさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせてもらいます！ (2020年7月4日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 琴乃さん» ありがとうございます！リアルだと今野式なのでその通りに書いてしまったのですが、バナナマンさんとの絡みも追加しました。ご了承頂いた上で、お読み頂けたら嬉しいです！ (2020年7月4日 21時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年6月21日 14時
