〇夢の国 1st day ページ37
『やばい、めっちゃテンション上がってる、どうしよ』
唯月「わぁレア雛乃だ〜！写真撮っとこ」
涼音「唯月も上がってるよね笑」
愛華「3Aの女王様達のハイ、エモいわ〜」
珍しくテンションが高い私と唯月。
理由は簡単、卒業旅行で夢の国に来たから。
しかもお泊まりで海と陸両方行って、2日間ともお揃いコーデだよ？
予約とか全部やってくれた愛華に本当に感謝！
…
物凄い量の写真撮って、食べ歩きして乗り物乗りまくって、くまさんモチーフのお店行ってお土産買ってショー見て…
あっという間に辺りは真っ暗に。
閉園まであと1時間に迫った。
唯月「ファストパスの時間だから行こっか」
愛華「雛乃、ちょっとだけ頑張ろうね」
『何を？』
涼音「目瞑って、唯月と手繋いで」
言われるがままに唯月と手を繋がされ、歩く事数分。
いいよと言われたので目を開けると、パーク内で1番怖いと言われるエレベーターのコースターの列に…
『え、待って絶対無理！』
愛華「これ乗らなきゃ、この旅行は完結しない！」
涼音「一瞬だから、ね？」
『やだ〜、唯月〜』
唯月「大丈夫、手繋いでてあげるから」
そう、実は私、こんな見た目でも高い所とエレベーターの浮遊感が苦手なんです。
別に絶叫系は平気なんだけど、これだけは何故かダメなの。
しかも今は春キャン期間で、無制限に怖くなってるとか…
『これすごい並ぶんでしょ？』
愛華「雛乃ごめんね、1番初めに取ったファストパス、実はこれなの」
涼音「明るい時間が良かったんだけど、この時間しか取れなくて」
唯月「待たないで乗れるから、一瞬だけ頑張ろ？」
『待たない方が困る…』
半泣きの私に追い打ちをかけるかのように、どんどん進む列。
キャストさんに応援され、3人におだてられ、乗り場まで来たけど、ついに止まってしまった私の足。
唯月「雛乃。甲斐の名前を叫べば、怖くないから」
『手、離さないでね？絶対だよ？』
ここまで来たら駿河雛乃、覚悟を決めて人生初のハイタワーへ行ってきます。
…
『怖かったっ…』
唯月「あーもう、マジで可愛い」
愛華「ずっと雛乃の泣き声聞こえてたね笑」
涼音「レアな雛乃見れたし満足♪」
柄にもなく、ずっと泣きっぱなし、唯月にしがみつきっぱなしの私。
3人は面白がって写真撮って隼人に送ってたけど、その後、キャラクターグリーディングに連れてってもらって無事復活♪
総称して激楽しかった1日。
明日も楽しみ〜！
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陽香(プロフ) - 涼宮美桜さん» ありがとうございます！ちょうど容量がいっぱいになってしまったので、近日中に本編を公開したいと考えているので、そちらも見て頂けたら嬉しいです！ (2019年4月21日 12時) (
レス) id: 0fd742501e (このIDを非表示/違反報告)
涼宮美桜 - このお話すっごく好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年4月21日 0時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 美紀さん» ありがとう！絶対3Aロスになるね笑 (2019年3月10日 19時) (レス) id: 0fd742501e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 今日で最終回だよ甲斐隼人君と翔君と蓮君ロスになる作者さんタメにして (2019年3月10日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！甲斐君カッコイイですよね！明日の最終回も楽しみですね！ (2019年3月9日 21時) (レス) id: 0fd742501e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2019年3月1日 15時
