【鬼滅】十二鬼月が婚約したいらしい

焦る可楽 ページ35

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玉壺「この下駄…真っ白で美しい…！！これぞ芸術！！」

可楽「早うせんか。Aにはなんでも似合うじゃろ？！」


くぅ…遅い、遅すぎる！下駄を選ぶのに何分掛かっておるのじゃ？！
あの花魁に早急に選べと言われたろぅ！！？



可楽「うぐ…選ぶのはやまやまだが、はよせんか！！こんなの楽しくないわい！花魁に怒られるぞ！！」

玉壺「いや、ここは赤、黒も良き…！」



聞く耳を持たず、自分の世界に浸かる玉壺。
どんどん時間が迫ってくる。

そして可楽に焦燥が襲う。



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可楽「えぇぇい！！黒で紐は桃色でいいじゃろ！！！オイ！！これをくれ！！」

玉壺「なっ！！何をするのだ貴様！折角のタナバタだぞ！しっかり選べ！」

玉壺から財布を奪って支払った。




玉壺「ｷﾞｬｯ!!わかった！引っ張るな引っ張るな！！自分の足で歩くから！頭をいててててて！！」


可楽「はなっから貴様に足など無いわ！！」←

バサッと羽を広げ、急いで堕姫の所に向かった。

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