いちゃいちゃランペイジ

◇ ページ39

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次の日 、仕事終わって家に帰って 、

ちゃんと満月を見つめて

壱馬の顔と名前を思い浮かべた 。

両想いになれますようにって願いを込めて 。

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そして新月の日 。

偶然にも 、壱馬と2人だけの雑誌の取材だった 。

2人だけなら周りを気にしなくていいから呼びやすいかも 、

そもそも沢山ってどのくらい…？

いいや 、とりあえず沢山呼ぼう 、


壱 「 ほく 、おはよ 。」

北 「 あ 、おはよ 、かずま 。」

壱 「 なあ 、これ終わったら飯行かん？
この前の約束の 。」

北 「 いいねっ 、かずま 。」

壱 「 ……？ おん 、店決めといていい？」

北 「 いいよ 、ありがとかずま 。」

壱 「 ふっ 笑 」

北 「 え 、なに？どうしたのかずま 、」

壱 「 いや 、なんか今日めちゃくちゃ名前呼んでくるなあと思って 。笑 」

北 「 あ 、ごめん 、嫌だった？」

壱 「 いや 、嫌じゃないけど 笑
なんか面白いなーって思った 笑 」


危ない 、違和感もたれるところだった 、


北 「 面白い？」

壱 「 うん 、面白い 笑 」

北 「 んー 、ならよかった 。」

壱 「 ん 、ほく 、衣装着てき？」

北 「 あ！そうだ 、撮影もあるから着替えなきゃ 、」

壱 「 今日はおっちょこちょいの日やなあ 笑 」

北 「 そんなことな… うわっ 、」


最悪… 、立ち上がったら水こぼした 、

服濡れちゃったし、


壱 「 あーあーあー 、やっぱそうやん 。
はよ着替えてき 、取材終わる頃には乾いてるんちゃう？」

北 「 ん 、ごめん 、着替えてくる！」

壱 「 いってらっしゃい〜 」

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今日は壱馬にかっこ悪いとこ見せてばっかりだ… 。

名前も変に呼びすぎて不思議に思われたし、

もう変なこと起こさないようにしなきゃ 。
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