No.011 ページ12
―
「知念・・・?」
あの背中。
小さくて、とても暖かい、
温もりのある背中。
知念は振り向いた。
俺は近づいていく。1歩ずつ。
知念はびっくりしたように
俺を見る。
この部屋に今、いるのは
俺と、高木、そして知念。
窓から朝焼けの光がさしてくる。
「何で、ここに・・・。
何で、今なの?」
そう言う知念の目は、
哀しそうで、怯えているように見えた。
俺の気のせいかもしれないけど、
俺にはそう見えた。
plll・・・
突然鳴り響く、携帯の着信音。
それは俺のではなく、
知念のだった。
そして、知念は着信を見て、
「ごめん」
と一言、言って病室を出ていった。
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REI*(プロフ) - 里緒さん» コメントありがとうございます。この先も楽しんでください! (2016年6月19日 13時) (レス) id: b995a82272 (このIDを非表示/違反報告)
里緒 - これからどうなるのかとても楽しみです。 (2016年6月19日 13時) (レス) id: 30ecd311fd (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 早く続きが見てみたいです♪ (2015年3月31日 23時) (レス) id: e202275617 (このIDを非表示/違反報告)
亞墅鵝 - 続き楽しみです (2015年3月22日 16時) (レス) id: 33f41e51fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 更新楽しみに待ってます♪ (2015年3月19日 21時) (レス) id: 1dfa16e079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MioNa* | 作成日時:2015年3月7日 8時