18話 ページ19
私たちは
傷だらけになったものの
あの、ポルシェーミに勝つことが出来た。
もちろん4人とも無事。
座って折れてしまった鉄パイプを包帯でつなぎ止めるエースと私
本物の海賊相手に逃げなかった私とエースに呆れ顔のサボ
ル｢うえ〜〜〜〜〜〜んどゥおお〜〜…ん｣
と変な泣き声でぶへーっ、と叫ぶルフィ君
『変なの』
サ｢お前ら悪いクセだぞエース、A！！
本物の海賊を相手に"逃げねェ"なんて！！！
なんでお前らはそう死にたがりなんだよ！！｣
『ごめんなさーい』
エ｢……｣
サ｢……特にA｣
ふいに呼ばれる、
『ん？』
サ｢お前はいくら強ェっつってもなァ……
"女"なんだぞ
お前自覚してんのか？｣
サボに女、だと言われ、
『……大丈夫強いもん』
少し、どきり、としたのは秘密。
好きとかじゃないんだ
たぶん。
.
エ｢……｣
サ｢…はァ こんなことしちまって……
ブルージャムの一味はもうおれ達を許さねェぞ｣
ため息混じりに言うサボ
サ｢この先追われる…！！｣
『……』
サボの言う事はご最もだ
しかし、あの時助けに行かないという選択肢は無かった
もちろんサボの頭の中にも無かったと思う
そういう会話をしている時にも
ふおおおお、ひっく、えぐ、と泣き声を出すルフィ君
ル｢恐がっだ…死"ぬ"がどぼどっだ｣
ぼどっだって……思ったって言いたかったのね
エ｢うるせェないつまで泣いてんだ！！
おれは弱虫も泣き虫も大っ嫌いなんだよ！！
イライラする！！｣
黙って聞いていたエースも、痺れを切らしたのか、いきなりルフィ君に突っかかった
そう、エースが叫ぶと同時にピタッ、と泣き止むルフィ君
エ｢お｣
『えらいえらい』
すると、ルフィ君は頭をゆっくり下げて
ル｢……あ"り"がどう"｣
と言った
『……』
エ｢……｣
サ｢……｣
ル｢たす…助げでぐれ"で……ウゥ……｣
喋ると涙も溢れてくるようで、
どばっと涙を溢れさせながらお礼を言うルフィ君に
エ｢てめェ！！｣
と怒り出すエース
『落ち着いてエース！！』
サ｢おいおいっ！！
礼言ってるだけだ｣
そんなエースを押さえ付ける私とサボ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - 未香恵さん» 未香恵さん、コメントありがとうございます！！そう言って頂けるのが1番嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2016年8月19日 18時) (
レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
未香恵 - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2016年8月19日 18時) (レス) id: 496c94e823 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆ | 作成日時：2016年8月5日 22時
