78話 ページ39
Aside
夜は明けてもう外は明るくなってきた
『皆つぶれちゃった〜……』
皆はずっと飲んでたらしい
いびきをかきながら寝る人や
皿に顔を突っ込んで寝る人(エースしかいない)
皆寝転んで寝ていた
酒瓶や皿などが甲板には散乱していた
エ｢ん！！｣
『？！』
バッ！と頭を上げたエースに驚く
『…バカエース』
エ｢うるへぇ！！(うるせェ)｣
またもぐもぐと食べ始めるエースに
『どんだけ食べれるの……』
少し呆れた
エースは口の中のご飯をゴクッと喉に通すと
エ｢なぁ｣
と真剣な顔で口を開いた
『なに？』
エ｢お前……まだサボのこと思ってんのか｣
私のブレスレットを見て言うエース
『……』
私は手を後ろに回し、隠した
『…だったら、なに』
エ｢アイツも天国でAのことまだ好きなんだろうけどなァ
もしおれがサボの立場だったら……
好きな女には幸せになって欲しいぜ？
例え自分以外の男と結ばれたとしてもな｣
『……っ！それでも！』
エ｢悪いようには言わねェ
わかってる
お前がサボのことどれだけ思ってたか、なんて
昔っから知ってる
……でも
サボが思ってるのはお前の幸せだ
サボのこと、忘れなくてもいい
吹っ切れなくてもいい
けど、新しい道も考えてみろよ｣
新しい……道。
『……考えたことなかった
サボ以外なんて
今、もし私のことを好きといってくれる人がいても……その気持ちには応えられない
私はサボ以外嫌なの』
エ｢でもなA｣
『わかってんだよｯ！！！』
エ｢？！｣
『サボにはもう会えねェ
このままサボを好きで居てもなんの意味もない
……わかってるｯ』
いつも、だ
サボのことを思うと感情が高ぶる
……涙が止まらない
『サボにｯ！！！会いたいよォォ！！』
ウワァァァン！！と行ってエースに抱きついた
サボとは違うけど
安心する匂い、
するとエースは私の背中に手を回してぽんぽんとしてくれた
あぁ、私はまだガキだ
…エースは大人になってしまった
エ｢お前の意志ならもう何も言わねェよ…
そのままサボのことを好きでいればいい｣
そんな言葉が上から聞こえてきたと同時に
私は眠りについてしまっていた
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みゆ(プロフ) - ルーナさん» ルーナさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！よろしくお願いします！ (2016年8月26日 20時) (
レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - おもしろいです。更新頑張ってください。 (2016年8月26日 19時) (レス) id: 284828405d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - *+°ルミエール°+*さん» ルミエールさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)拝見させて頂きました！！どれも面白い作品で文才が羨ましいです…！！！！ (2016年8月23日 11時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
*+°ルミエール°+*(プロフ) - すっごく面白かったです！更新楽しみにしてます！あと、時間がありましたら私の作品も見に来てください☆ (2016年8月23日 8時) (レス) id: 4b8838eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ルカさん» ルカさん、コメントありがとうございます！そう思って頂けて嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！！本当にありがとうございます(*^^*) (2016年8月23日 1時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ | 作成日時：2016年8月19日 21時
