68話 ページ29
Aside
鋭く海軍の男を睨む
黙る海軍に
『海兵がこんなことしてるだなんて上層部に分かったらどうなるかわかってんだろ？！』
と言う。
感情が高ぶり、口調が悪くなってしまう
｢けひひっ、知るかよ！
市民なんか�牾し獲有瓩了惻┐暴召辰得犬�ていくべきなんだよ！｣
気持ちの悪い笑みを浮かべそういう海兵
『……あんた、地位は？』
｢けひひ、少佐様だぞ！｣
『少佐……なら行けるか』
1人でも
私はその少佐にゆっくり歩み寄る
……きゅ、と一度立ち止まり
野次馬で集まった人たちも含め、被害者たちに呼びかけた
『ここは危険です
皆さん建物の中に入られるか、
ここを離れてください！！』
｢……あ？あの女誰だ？｣｢しらねーな｣
……そんな事言ってる暇があったら逃げろって
ま、いいか
｢けひひ、お前誰だ？｣
『あんたに名乗るような名前は残念だけど
持ち合わせてねェんだよｯ
�牴亰��瓠�！！！』
ぶおおお！！！！っと少佐に火が当たる
｢ぎゃあぁああああ！！！｣
と叫び声を上げ、バタッと倒れる少佐を見た町の人たちは
｢あの少佐をやる女……｣｢どっかで見たことあるよなァ……？｣
という声を口々に上げていた
そりゃそうでしょうよ
｢お嬢さん、ありがとう、本当に
お嬢さん…何者だい？｣
と問いかけてくるお婆さんに静かに答える
『…海賊』
言った瞬間当たりがざわめく
｢海賊だってよ？！｣｢海賊だったら……信じられねェな｣｢なぁ、悪だもんなぎゃはは！｣
『あー……私はすぐこの島を出る、安心して
……でもこれだけは言わせて
海軍が正義で
海賊が悪だなんて法律あるの？
それとも国のルール？
今の少佐みたいに悪も居るのよ
……海賊にも正義の心を持った者は居るわ
もちろん海軍にも悪の心を持った人も居るでしょうけど』
じゃ、と言って立ち去ろうとする私の手を掴んできた一人の女の子
『……どうしたの？』
｢私、私ね！
おねぇちゃんみたいな人になるよ！
海賊でも良い人は居るってわかったから！｣
『……ふふ、それは貴方の自由よ』
とその女の子の頭を撫でながら立ち上がる
そしてその場を去った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢元帥ですか？
ええ、発見しました
ポートガス・D・Aを｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - ルーナさん» ルーナさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！よろしくお願いします！ (2016年8月26日 20時) (
レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - おもしろいです。更新頑張ってください。 (2016年8月26日 19時) (レス) id: 284828405d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - *+°ルミエール°+*さん» ルミエールさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)拝見させて頂きました！！どれも面白い作品で文才が羨ましいです…！！！！ (2016年8月23日 11時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
*+°ルミエール°+*(プロフ) - すっごく面白かったです！更新楽しみにしてます！あと、時間がありましたら私の作品も見に来てください☆ (2016年8月23日 8時) (レス) id: 4b8838eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ルカさん» ルカさん、コメントありがとうございます！そう思って頂けて嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！！本当にありがとうございます(*^^*) (2016年8月23日 1時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆ | 作成日時：2016年8月19日 21時
