66話 ページ27
Aside
島へ上陸した
『ん〜〜っ！』
と声を上げながら腕を空へ伸ばし、背伸びをする
ここはのどかなところだ
住人達の表情も柔らかくて印象が良い
海賊ってバレなければいい話だし……
『とりあえずお腹空いたな〜』
少し歩くとレストラン街が見えた
『よし！あそこに行こう！』
＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
カラカラｯ、とドアを開けると感じの良いおじさんが
｢いらっしゃいお嬢ちゃん、
見かけない顔だねェ？｣
と言った
『旅人なの
ねぇおじさん、なにかご飯頂いてもいい？』
｢あぁ何にするかい？｣
良かった、海賊というのはバレてないみたい
バレたら色々厄介だと思うし……
『じゃあ……おじさんのオススメお願いできる？』
｢よし来た｣
と言っておじさんは腕まくりをして、
これでも飲んでちょっと待っててな、
と私にお茶をくれて、厨房へ入っていった
『わ……おいし』
とお茶を堪能していると
店の外から声が聞こえてきた
？｢キャプテンここ？！｣
？｢あァ……行くぞ｣
？｢｢｢アイアイキャプテン！｣｣｣
キィィ、とドアを開けた4人組
帽子で顔が隠れて見えない人
サングラスをかけている人
……熊？
手やら腕やらにたくさんの刺青を入れている人
……見たことある
確か……
ハートの海賊団……？
まぁ関わらないし、特に問題無し。
｢はいよお嬢ちゃん
おじさん特製チャーハンだぜ｣
『わぁ〜美味しそう！頂きます！』
と頬張る私が座っているカウンターの隣に座った刺青男
『……』
？｢おい、おれにもコイツと同じやつを頼む｣
と私のチャーハンを指さして言ってくる
｢へい！
兄ちゃん海賊かい？｣
？｢あァ……まァな｣
あれ、海賊でも問題無しなのか
｢強そうじゃねェか〜、ま、ちょっと待っとけよ！｣
｢｢｢追加で3つ〜｣｣｣
刺青男の後についてきた3人が言った
｢あいよ！｣
ニコニコ笑いながら言うおじさんは厨房へと向かった
すると突然声をかけてくる刺青男
？｢……てめェ、スペード海賊団副船長じゃねェか？
…ポートガス・D・Aか？｣
……バレてたの。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - ルーナさん» ルーナさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！よろしくお願いします！ (2016年8月26日 20時) (
レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - おもしろいです。更新頑張ってください。 (2016年8月26日 19時) (レス) id: 284828405d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - *+°ルミエール°+*さん» ルミエールさん、コメントありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)拝見させて頂きました！！どれも面白い作品で文才が羨ましいです…！！！！ (2016年8月23日 11時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
*+°ルミエール°+*(プロフ) - すっごく面白かったです！更新楽しみにしてます！あと、時間がありましたら私の作品も見に来てください☆ (2016年8月23日 8時) (レス) id: 4b8838eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ルカさん» ルカさん、コメントありがとうございます！そう思って頂けて嬉しいです(´；ω；｀)頑張ります！！本当にありがとうございます(*^^*) (2016年8月23日 1時) (レス) id: 7256df261f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆ | 作成日時：2016年8月19日 21時
