まさかの出会い ページ19
潤 side.
雅紀が「買い物したい」って言うから
お気に入りの店を梯子して歩いていたら
「え、…じゅん」
後ろから今日何度目かの声をかけられて。
でもなんで名前まで？
って思って、雅紀と同時に振り返ると
「ーーじゅん！！
じゅんじゃねーか！」
「え」
そこにいたのは
まさかの松岡さんで
「会いたかったー！！」
そう叫ぶなりガバーッ！！と
勢いよく抱きつかれた。
おれ、ボーゼン
雅紀もあんぐり
「ま、松岡さ…く、るし」
「じゅーん！本当か？本当だな！？」
いや、聞いて…！
…てか、聞いーーちょ、苦ーー！
「松岡さーん、
その子苦しいみたいよ？」
「久々にテンション戻ってね？」
「てか、知り合い？
めっちゃカッコいーじゃん」
雅紀じゃない、複数の声が聞こえて
苦しい最中に目を開けて見てみたら
どうも松岡さんの連れ？の人たちが
若干憐れみの目をしながらこっちを見てた。
いや、いるならもっと本気でとめてー！？
あんぐりとしてた雅紀がようやく我に返ったらしく
「う、う、やっぱ運命だ」
ってブツブツ呟いてる松岡さんを
俺から引っ剥がしながら
「何なの、あんた？」
威嚇するように松岡さんの胸を押す。
そんな事をされながらもまだ目をウルウルさせて
俺の方をじーっと見てる松岡さん
の代わりに、
連れのひとりが松岡さんの前に出てきて
「ごめんね、ごめん」って。
「今ね、撮影中なんだ。
この人怪しく見えるだろうけど
これでもカメラマンで」
「そうそう、今こういうの撮ってて
俺たちはアシスタントなんだけど」
またひとりスタッフと思しき人が出てきて
何かの冊子を雅紀に渡した。
おれもひょこっと覗き込むと
それは写真集で
これ、翔サンちにもあった。
「松岡さん、カメラマンだったんだ」
ボソッと雅紀がつぶやくと
そのアシスタントさんが吃驚したような顔をして
「抱きつかれてたそっちの彼もだろうけど
君も松岡さんの事知ってるの？」
「あ…、まあ」
「なんだよ〜松岡さん
秘蔵っこいるんじゃ〜ん！」
アシスタントさん達がなぜか嬉しそうに騒ぎ始めた。
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ユヅキ(プロフ) - YUMIさん» ほんとにいつもコメントをくださってありがとう〜私の方もとっても楽しみにしているんですよ〜(#^.^#)移行まで少しお時間いただきますが、再開の際にはよろしくお付き合いくださーい(*^^*) (2016年3月25日 23時) (
レス) id: ead05f967a (このIDを非表示/違反報告)
ユヅキ(プロフ) - YUMIさん» そうですね〜Jさんはしょーさんの些細な揺れに気づいたのか、無意識に自然にか…(*^^*)これからもこんな風にお互い寄り添っていくんでしょうね、ふふ(#^.^#) (2016年3月25日 23時) (レス) id: ead05f967a (このIDを非表示/違反報告)
YUMI(プロフ) - 次の移行まで時間があるようですが、私はいつまででも待てるので、ユヅキさんの時間が充分確保出来た時にでも更新して下さい。ご家族との御旅行気をつけて楽しんで下さいね(^-^) 長々と失礼致しました。 (2016年3月24日 7時) (携帯から) (レス) id: a887c47837 (このIDを非表示/違反報告)
YUMI(プロフ) - ユヅキさん、いつも更新ありがとうございます。ユヅキさんの作品を初めて拝見した時から毎日が本当に楽しくて、ユヅキさんの作品は私の生きる糧になってます。本当にありがとうございます！ それからご家族と御旅行との事、承知しました。 (2016年3月24日 7時) (携帯から) (レス) id: a887c47837 (このIDを非表示/違反報告)
YUMI(プロフ) - すっと微睡みに落ちた翔さんの気持ちが痛い程こちらに伝わって来ました。切っても切り離せない絆で結ばれた二人は、今後どんなことがあろうとも二人で、周りの人たちと一緒に乗り越えていくであろう姿がありありと浮かんできました。 (2016年3月24日 7時) (携帯から) (レス) id: a887c47837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユヅキ
| 作成日時：2016年2月12日 10時
