永遠に少年のままで (ページ20)

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ジョングクside

そうこうしている間にMV撮影が始まった。

メイクヌナとも会うのがこれが初めてなのでテヒョニヒョンが心配だ。

予想どうりメイク台の前に座っているテヒョニヒョンは、ビクビクと震えている。

僕は、隣に座って手を握った。

JK「大丈夫ですよ。僕がここにいます。」

TH「絶対テヒョンから離れないで。」

JK「分かってます。」

メイクヌナは、少し驚いていたがすぐメイクを仕上げてくれた。

そのあとテヒョニヒョンは、マネヒョンから台本らしき紙をもらった。

MG「これ。今日やらなきゃいけないこと、話さなきゃ行けないことな。頑張れよ。」

TH「はーい。」

その紙を見ているテヒョニヒョンは、本当に真面目に見ているんだろうかと疑うほど、パッと見て遊び始めた。

やっぱり、テヒョニヒョンはすごい。

撮影が始まった瞬間にスイッチが入り誰かが乗り移ったように踊り始めた。

でも、その分アドリブ入れられると一気に混乱してしまう。

TH「紙にこんなの書いてなかったよ！テヒョンわからない！どうしよう！！」

JK「大丈夫。ちょっとシーンが増えただけだよ。」

僕はテヒョニヒョンの背中をさすってあげる。

やっぱり、この人には僕がいないとダメだな。

そのあと無事に撮影も終わり、次の日もうまくいって、MVは無事完成した。