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「よっしゃ……！」
私がンダホ君とたわいもない会話をしていると、唐突に目の前にいるザカオさんがガッツポーズをした。
「どうしたんですか？」と訊いてはみたかったが、回りはザカオさんに対して特に反応を示さない。今回はやめておこう。
「でね？」
ザカオさんの様子を気にしつつ、ンダホ君の話の続きを聞いた。
しばらく経った頃に、ずっと椅子に座っていたシルクさんが立ち上がり、その場にいた全員に声をかけ始める。
「寝るか！」
その三文字の言葉に全員が頷き、殆どの人達はそそくさとリビングを出ていった。
「もう十一時だもんね。おやすみ、A！」
ンダホ君はにこやかにそう言うと、ゆっくりとソファーから立ち上がりリビングを後にした。
そんな後ろ姿を見送ると、私も自室のベッドに向かおうと思い、先程のンダホ君と同様にソファーから立ち上がる。
今リビングにいるのは、私とシルクさん、そしてマサイ君だ。
「あ、お疲れA。どう？ 馴染めそう？」
シルクさんがソファーから立ち上がる私に声をかけてくる。どうやら、まだここに来て一日も経っていない私を気にかけてくれたらしい。
「はい、とても楽しい生活が送れそうです」
嘘でもそう言わなければならない気がした。
正直、楽しい生活が送れそうかと訊かれるとそれは不可能な気がしてならない。
それもそうだ。 私はそこまで前向きな人間じゃないので、今私を嫌っている人達がいずれは私のことを好いてくれるだろうなどという思考には至らない。
嫌われて嬉しい人間なんているはずがない。
例え、私を嫌う人間のことを私も嫌っていたなんてことがあったとしても。それでも私は嫌われたくないだろう。
嫌われるのはもう散々だ。
「そっか」
シルクさんは何処か影がありそうな笑みを浮かべて返事をすると、早く寝室に向かうよう言ってきたので、その言葉通り私は寝室に向かうことにした。
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ヒカリ - この作品みてて後々きずいたんですけど「あたしのあーる」ですよね？間違ってたらごめんなさい (2018年8月20日 15時) (
レス) id: 9436d6040f (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - Flowerさん» コメントありがとうございます！ 好きと言われてとても光栄に思います(*^^*) 続きが気になりますか……！ 更新頑張りますね(*^^*) ありがとうございます！ これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月14日 16時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 初コメ失礼いたします！この作品めちゃくちゃ好きです……なんか、こう…先が気になるぅ、みたいな(語彙力)これからも応援しております笑 コメント失礼しました！ (2018年6月14日 10時) (レス) id: 0fb1b62cfe (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - 莉夏さん» コメントありがとうございます！ 大好きと言ってくださるのは此方のモチベーションにも繋がります！ ありがとうございます(*^^*) これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - #よもぎもちさん» コメントありがとうございます！ 続きが気になると言ってくださるのは何よりです(*^^*) 自分のペースで徐々に更新していけたらなと思っている所存です！ これからも応援よろしくお願いします(*_ _) (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夘月 | 作成日時：2018年3月8日 14時
