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「おはよう、A」
「ジニー、おはよう」
翌朝、Aはベッドから起き上がり、既に起きてクリスマスプレゼントを開封していたジニーに挨拶をした。それから、足元のプレゼントの山に目を向けた。ウィーズリーおばさんからは手編みのセーター、フレッドとジョージからはWWWの商品が入った大きな箱、それに、ハーマイオニーとオリヴィアもプレゼントをくれたようだった。
Aがプレゼントを見て嬉しそうに笑ったとき、部屋の扉が勢い良く開いた。
「メリークリスマス、A！」
「ハッピーバースデー！」
「ちょっと！」
ジニーが立ち上がり、憤慨した。
「フレッド、ジョージ！ レディーの部屋にノックもなしに入るなんてありえない！」
「あ、ジニーたちがいること忘れてた」
ジョージがあわててそう言って扉を閉めたので、Aはジニーと顔を見合わせた。Aが部屋の扉を開けると、フレッドとジョージが扉の前に立っていた。ジョージの後ろに立っているフレッドは、手に山のような何かを抱えていた。二人とも、ウィーズリーおばさんのセーターを着ている。
「二人とも、おはよう。フレッド、それどうしたんだ？」
「ああ、これ、Aへのプレゼント」
「えっ？」
Aが目を丸くすると、フレッドとジョージはそっくりな顔でにっこり笑った。
「ふたりからのプレゼントなら、もうもらったけど」
「俺達があれだけで満足するわけ無いだろ！」
「そうだぜ！ 今の俺達はありったけの金を持ってるのに！」
Aはぽかんとした。フレッドの腕に抱えられた山のようなプレゼントを見て、Aは顔を引きつらせた。
「まさか……それ全部……」
「うん、Aのためにこの前から買い溜めた」
「そ……そんなの、置く場所ないよ！私、今は自分の部屋もないのに！」
「それなら安心しろよ」
ジョージがにっこり笑いながら、手に持っていたトランクケースを見せた。
「トランクに拡大呪文をかけたんだ。何でも入るぜ。これもプレゼントだ」
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鵲(プロフ) - ひなたさん» わー！ありがとうございます…！！！💖💖😭😭😭更新がんばります…！！！😭😭😭 (2023年3月26日 18時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - ここまで一気読みしちゃいました！！面白すぎます〜！続き楽しみにしてます💕 (2023年3月26日 10時) (レス) id: 1bebe7d5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2023年3月13日 0時
