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「…………き、気に入らなかったか？」
何も言わない二人に、Aがとうとう不安そうになって問いかけた。
二人はぼーっとAからのプレゼントを見つめていたが、ハッとして顔を上げ、慌てて首を横に振った。
「まさか！！そんなわけないだろ。嬉しくて放心してただけさ！！」
「一生大事にするよ」
「たべてくれ」
ジョージが大事そうにチョコレートを胸に抱える様子を見つめながら、Aは苦笑いした。
「A……やっぱりAは最高だよ」
「そ……そうか？」
「ああ。こんなに可愛い恋人はどこを探してもAしかいない。Aが世界一だ」
フレッドは腕を大きく横に伸ばすと、ガバッとAを抱き締めた。
「愛してるぜ……」
「フッ、フレッド、道の真ん中でやめてくれ！！」
─────
「それじゃ、喜んでもらえたわけね！」
「うん、二人ともありがとう」
2月14日を終え、ハーマイオニーとオリヴィアにフレッドとジョージの反応を伝えると、二人はニコニコした。
「バレンタインまで、フレッドとジョージの限界が間に合ってよかったわ」
「え？」
「Aが最近かまってくれないって、ずっと拗ねて不機嫌だったもの。Aの前ではそんな顔しなかったけど」
オリヴィアがくすくす笑いながら言うと、Aは顔を赤くした。
「そうだったのか……たしかに、ずっと二人のことを避けてたな」
「でもあなたたちは、これからもずーっと仲が良さそうね」
「どういうことだ？」
「ハリーとチョウの話を知ってる？」
ハーマイオニーが話し始めた。どうやらバレンタインの日に、ハリーとチョウはデートをしたらしい。ただハリーの配慮のなさで、チョウを怒らせてしまったのだとか。
「せっかくチョウと二人でお店に入ったのに、ハリーったら、私たちとの用事があるからって抜けてきたの。確かに呼んだのは私達だけど、チョウの気持ちもわかるわよね？」
「うん……私とデートしてるときに、二人が他の女の子との約束があるからって抜け出していったら、私も嫌だな」
「おいおい、俺達は死んでもそんなことしないぜ？」
ソファーに座って深刻そうに話すAの背後から、フレッドとジョージが現れた。
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Neko(プロフ) - 愛憎のフィナーレのパスワードを教えてください (2022年12月11日 18時) (
レス) @page27 id: dd386e9727 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！！！！更新頑張ります😭💪🏻💪🏻 (2022年7月17日 3時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも気長に待ってます！😊 (2022年7月10日 7時) (レス) @page44 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - mp0623さん» わー！！長らくおまたせしてすみませんー！！ありがとうございますーー！！！がんばります！！💪🏻💪🏻💪🏻 (2022年7月10日 1時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
mp0623(プロフ) - 続き嬉しいです〜〜〜！夢主ちゃんに甘々な双子が可愛いです☺️💖💖引き続き楽しみにしています！！！ (2022年7月6日 3時) (レス) @page31 id: 2d647e4096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年5月28日 3時
