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騎士団の話に入れない間、子どもたちは本部の中の部屋を除染していた。
本部に来てから、だいぶいろいろなことがあった。そんな中、本部に、ついにハリーがやってきた。
ハリーは、ディメンターを追い払うためにマグルの面前で「守護霊の呪文」を使ったとして、ホグワーツ退学の危機にあった。魔法省で尋問を行うこととなったらしい。ハーマイオニーがカンカンになって、そのことに関して熱心に調べているのを、Aは数日前に目撃していた。
「いい加減にそれやめて！」
ハーマイオニーやロン、オリヴィアがいる部屋から、ハーマイオニーの悲鳴が聞こえた。ジニーと下の階にいたAは、その声を聞いて上へと上がった。
おそらく、フレッドとジョージが姿表しでまたハーマイオニーたちを驚かせたのだろう。ハーマイオニーたちの部屋では、ハリーに向かって、にっこり双子が微笑んでいた。
「やあ、ハリー。君の甘ーい声が聞こえたように思ったんでね」
「怒りたいときはそんなふうに抑えちゃだめだよ、ハリー。全部吐いっちまえ。百キロぐらい離れたとこに、君の声が聞こえなかった人が一人ぐらいいたかもしれないじゃないか」
「君たち二人とも、それじゃ、『姿現わし』テストに受かったんだね？」
ハリーは不機嫌なまま言った。
「優等でさ」
フレッドが言った。手に伸び耳を持っていた。
「階段を下りたって、三十秒も余計にかかりゃしないのに」
「弟よ、『時はガリオンなり』さ」
ロンの言葉にフレッドが言った。
「とにかく、ハリー、君の声が受信を妨げているんだ。『伸び耳』のね」
ハリーがちょっと眉を吊り上げたので、フレッドが説明をつけ加え、ひもを掲げて見せた。ハリーは、そのひもの先が踊り場に伸びているのを見た。
「下で何してるのか、聞こうとしてたんだ」
「気をつけたほうがいいぜ」
ロンが「耳」を見つめながら言った。
「ママがまたこれを見つけたら……」
「その危険を冒す価値ありだ。いま重要会議をしてる」
フレッドが言った。
その時、ドアが開いて、Aとジニーが現れた。
「ああ、ハリー、いらっしゃい」
ジニーは明るい声で挨拶した。
「あなたの声が聞こえたように思ったの」
「ハリー、久しぶりだな。元気か？」
Aもニッコリ微笑んで挨拶をした。
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鵲(プロフ) - にんじんさん» わー！ありがとうございます！！嬉しいです〜😭🙏💕💕がんばります〜〜！ (2022年3月29日 14時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - そると。さん» 幸せにさせたいですーーー！！ありがとうございます！ (2022年3月29日 14時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
にんじん(プロフ) - 丁度読み終わった時に更新されていたので嬉しくて堪りませんでした🥺✨作者様が書くお話やキャラクターが大好きです🥰ご無理をなさらぬように🙏これからも応援しています！ (2022年3月23日 1時) (レス) id: 65fef8ddd4 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - ほんんんんとに...主人公ちゃんには幸せになってほしい;;;; (2022年3月22日 16時) (レス) @page32 id: 49e4342c2d (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！😭🙏💗 (2022年3月22日 10時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年2月22日 19時
