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それから少しして、ハーマイオニーとオリヴィアが本部にやってきた。
「あ、A！髪切ったの？」
みんなと顔を合わせていたハーマイオニーが、Aを見つけると寄ってきた。
「ああ。久しぶり、ハーマイオニー」
「ええ！久しぶりね。髪すごく似合ってるわ。フレッドとジョージと一緒に切ったの？」
「うん！ウィーズリーおばさんが切ってくれたんだ！」
嬉しそうに言うAに、ハーマイオニーは微笑んだ。
「こんにちは、A」
その時突然、オリヴィアがハーマイオニーの横へやってきてAに挨拶をしたので、Aはぽかんとした。
オリヴィアの顔を見つめたまま固まるAに、オリヴィアは少し気まずそうな顔をした。Aはハッとして、慌てて答えた。
「うん、オリーも久しぶりだな」
「今までのこと、ごめんなさい」
オリヴィアが言った。Aは目を丸くした。
「この前の事件があってから、あなたをずっと避けてたことをずっと後悔していたの……ごめんなさい」
「オリー……」
Aは微笑んだ。
「いいんだ。またオリーと話せて嬉しいよ」
オリヴィアも微笑み、ハーマイオニーと顔を見合わせて、安堵したように息を吐いた。
「あなたに謝りたいって、オリー、ずっと言ってたのよ」
「どうしてAのこと避けてたんだ？」
横からやってきたフレッドの言葉に、オリヴィアが固まった。
「それは……」
オリヴィアが何も言わずに口ごもると、ハーマイオニーは慌ててフォローに回った。
「私達、荷物を上にあげなくちゃ！」
ドタドタと慌ただしく上へ上がっていく二人を見ながら、フレッドとジョージが訝しげに眉をひそめ、顔を見合わせて肩を竦めた。
「そんなに言えない理由なのか？」
「きっと、私がオリーに何かしちゃったんだ」
Aは苦笑いをした。
「でも、またオリーと仲良くできたらいいな」
「おいおい、友達関係も大事だけど、俺達との時間を疎かにするなよ？」
「そうだぞ。俺達は今年で七年生だからな！」
「あと一年しかホグワーツにいられない！」
二人はしくしくと泣く真似をしながらAにすがりついた。
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鵲(プロフ) - にんじんさん» わー！ありがとうございます！！嬉しいです〜😭🙏💕💕がんばります〜〜！ (2022年3月29日 14時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - そると。さん» 幸せにさせたいですーーー！！ありがとうございます！ (2022年3月29日 14時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
にんじん(プロフ) - 丁度読み終わった時に更新されていたので嬉しくて堪りませんでした🥺✨作者様が書くお話やキャラクターが大好きです🥰ご無理をなさらぬように🙏これからも応援しています！ (2022年3月23日 1時) (レス) id: 65fef8ddd4 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - ほんんんんとに...主人公ちゃんには幸せになってほしい;;;; (2022年3月22日 16時) (レス) @page32 id: 49e4342c2d (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！😭🙏💗 (2022年3月22日 10時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年2月22日 19時
