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「それじゃ、俺達と部屋に行こうぜ！ まだ夕食まで時間あるだろ？最近クィディッチの練習まで入って、あの約束が果たせてないじゃないか。ウッドに見つかる前に部屋に逃げて鍵をかけちまえば、俺達の勝ちだ」
「もう時効で良くないか？」
「なんてことを！それだけはありえない！」
フレッドとジョージはAの手を引いて階段を登ろうとしたが、目ざといパーシーに見つかった。
「フレッド！ジョージ！男子寮は女子立入禁止だ！」
「ケチ臭いこと言うなよ、パーシー。君のガールフレンドがもしグリフィンドールだったら、同じことをしただろうよ」
「な、なにを言うんだ！黙れ！」
パーシーの顔が真っ赤になった。双子は同じニヤニヤ顔を浮かべた。
その時、肖像画からまた人が這いのぼってきた。オリバー・ウッドだった。ひとりだけ、すでにクィディッチローブを着ている。クィディッチチームのメンバー全員が嫌そうな顔をした。ついに見つかったか、というような顔だ。
「お前たち、ここにいたのか。夕食まで練習だ！ローブに着替えて競技場に集合！」
「鬼だ！」
「今年は負けられないんだ！言っただろう！今年は俺達の年だって、おまえが言っただろう！」
フレッドのブーイングを一括したウッドはそのまま談話室を出ていった。フレッドとジョージはがっくりと肩を落とすと、名残惜しそうにAにひっついた。
「ああ、かわいそうな俺達。Aからの応援がないと、俺達死んじゃうかも……」
「が、がんばれ！応援してるぞ！」
手でグーを作ってガッツポーズをしながら必死にそう言うAを愛らしそうに見つめた二人は、Aをぎゅうっと抱きしめてめいっぱい匂いを吸い込んだあと、よし行くか…と暗いオーラを放ちながら談話室を出ていった。
「あいつら、やっぱやる事が変態だよな」
傍観していたリーは、二人の背中に冷ややかな視線を送って見送った。
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猫 - 愛憎のフィナーレのパスワードを教えてください！ (2023年1月29日 22時) (
レス) id: dd386e9727 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - アイスさん» 前作からありがとうございます〜！そうですね〜〜！！早くシリウスとも絡ませたいなって思ってます🥰更新頑張ります！ありがとうございます〜💓💓 (2022年1月5日 21時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
アイス - (下の文章の続きです)ちなみに、私はシリウスとウィータさんがどうなるか気になりますね。あ、恋愛的な意味じゃないですよ？シリウスと似た環境にあるウィータさんをシリウスはどう思うのかな？と気になってます。更新、待ってます！ (2022年1月5日 21時) (レス) @page29 id: 645b322652 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 前作の愛憎のフィナーレから読んでます！鵲さんは小説を書くのが上手ですね！なんか読んでいてもっと読みたくなります。毎日、更新されたか確認してます(苦笑）とっても応援してますよ。頑張って下さいね！ (2022年1月5日 21時) (レス) @page29 id: 645b322652 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» わー！！前作も！！ありがとうございます！！😭🙏💖嬉しいですー！！！！！更新がんばります！！！！ (2022年1月5日 1時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2021年12月24日 2時
