あまじゃにすと。-Part3-

両片想い(重岡/幼なじみ)�� ページ22

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一度だけ、キスもした。



触れるだけのファーストキス。



でも、そこからは何も発展ナシ。

だから会うのも、逆に気まずい。




私たち、好き同士なの？

両思いなの？


え、そもそも私、大毅のことスキナノ？？




そんな懐かしい気持ちを思い出しながら


懐かしの暖簾をくぐった。






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「あ、いらっしゃい」


A「おじさん！お久しぶりですー」


「ほんまやなー。
あ、大毅たち、奥集まっとるで」






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お決まりの部屋に行くと


たしかにいつもの6人。



懐かしくて、泣きそう。






アケミ「わーA〜っ！久しぶりー！」


ナツコ「久しぶり〜！なんか、都会の人みたい(笑)」


�霤帖屬曚鵑泙筺△覆鵑�別人みたくなっとるな！」


望「化粧厚なっただけちゃう？(笑)」


A「は？(笑)」


流星「いや、…綺麗なっとるわ(笑)」


A「…急にどしたの？(笑)」


ナツコ「流星口説いとるん？？(笑)」


流星「なわけあるか(笑)なんでこないなやつ、」


A「こないなやつ言うなし(笑)」





笑いの絶えない仲間。


でも大毅は

何も口を開かなくて。






�霤帖屬靴欧發覆鵑�言ったれや(笑)」


「ぇ？(笑)、あ、…ぁぁ、」


望「なんやねん、歯切れ悪いな〜(笑)」


「いや…ほんま、綺麗なったな」





紅くなる私の頰。


すき、なんだって、思い知る。







「馬子にも衣装で…」


A「、はぁっ？？！」


「ひゃひゃひゃ(笑)うそやんか！ごめんって(笑)」


A「っ、別に事実だからいいけどっ」


「怒んなやぁ〜(笑)」







いつの間にか、隣に座ってて


いつの間にか、隣で笑ってた。




だけど、軽く肘同士がぶつかっても

それ以上近付くことはない。



それが私たちの関係。









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