あまじゃにすと。-Part3-

オフィス(藤井/年下彼氏)�� ページ3

(たれめがね。さんリク)




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同棲してる彼女とは

いわゆるオフィスラブ。




俺の3年先輩のAさんは

他の先輩に比べて仕事も上手くいってへんみたいで

人間関係も…苦手みたい。




やから

職場ではなんかあったら

俺が守ってやらなって、ちょっと必死。









やったはずやのに。






重岡「だいじょぶ？Aちゃん、」


A「はい、すいません//重岡さん」







なんなん！あの二人の空気！

顔近すぎ！(むだに！)


甘すぎる…。

俺の苦手な分野やん！



ちょっと頰赤らめちゃってさぁあ。

ほんま、なんなん。





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《今日何時帰るん？》



昼休みを過ぎて

AさんにLINE。


晩飯どうすんのかなーて

ただいつもみたく聞いただけやったのに。




A《今日同じ課のみんなとご飯になっちゃった ≧∇≦ 》




こんなルンルンなLINE。

あーそうですかぁってなるわなそりゃ。



職場の女の子たちとは仲良くなれへんとか言って

合コンにも誘ってもらえへんとか(いや、誘われんでええんやけど)


色々悩んでた。




そんなAさんが

今日行くことなったいうんは


たぶん、てか絶対、重岡先輩の仕業やん？




Aさんが課に馴染める、いうのはもちろん嬉しいけど


よりによって、

あの、


笑窪は恋の落とし穴的な、重岡先輩に誘われるなんて…





心配で堪らん。







でも、違う課の飲み会に俺なんかが参加できひんし


仕方なく、《帰り迎え行くから連絡してな》ってLINEは入れて。

俺は大人しく家で待つことにした。






.








9時を過ぎても、10時を過ぎても

一向にLINEは来ず。


あんま酒強い方でもないはずやのになあ…

ほんま不安すぎる。






そのうち、LINEきたかと思えば


《タクシーで送ってもらって帰ります》


って。








こんとき

俺の中のなんかが切れた。




ありえんやろって。


信じられんくて。




ダッシュでマンションの下まで降りると、

丁度タクシーからAが降りてて。



その奥には…


重岡先輩。






「くっそ、」


ドロドロした感情が渦巻く。



Aさんの側まで駆け寄って

腕を無理矢理引く。




A「、きゃ、ぁっ」


「はよ来い」


A「ちょ、りゅっ、」


重岡「藤井、おまえ、」




睨み合う。


大先輩、やけど。


そんなん関係ない。




Aさんは俺のもんや。





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