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(shr.side)
決行の時が来た。
風磨くんがお風呂に入りに行った。
俺はその間に、さっき隠したサンタコスに変身っっ!!
風磨くん、、、、、喜んでくれるかな
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(fm.side)
『しょーり、?風呂上がったよー?』
勝利が居ない。
と思っていたら寝室の方のドアが少しだけ開いていた
『しょーり?』
(ガチャ)
『っっっ!!?!??!!』
そこにはベッドの上に、女の子座りで俯きながら、
サンタコスをしている勝利がいた。
『·············な、、なにしてるの、、てかそれ、、おれが、、買ってきたやつ、、きづいてたの、、』
「ねぇ風磨くん。寂しかった。、俺。」
『え、?』
「クリスマス。風磨くんと。一日中一緒にいたかった。」
『うん........』
「、、、、、」
『、、、。俺も今日くらい一緒にいたかったよ。』
「ねぇ、風磨くん、、」
『ん、どした?』
「勝利からのクリスマスプレゼント。
しょーりでいい?」
上目遣いをしながら、
手首にリボンをつけていたのだろう。
勝利は袖の部分をめくり、ちらっとそのリボンを見せつけてきた。
『っ、、もちろん、、
今日はいつも以上に丁寧に抱きますね』
「ん、、当たり前でしょ。」
クリスマスに仕事をするのも、
彼女がこんな反応してくれるなら、
悪くないかも。
end
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作者名:思い出の赤ボールペン | 作成日時:2021年7月26日 1時