数年前に別れた元彼が世界中飛び回るアイドルとかありえない話 (ページ5)

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「はい、できた」

LS「…すごいねやっぱり」

「なに？急に」

LS「私Aがしてくれるメイクとか髪とかめっちゃ大好き！」

「あ、ありがと？」

LS「さっ！！気合い入れるぞ～～」

肩を回しながら衣装部屋に入っていくリサを唖然と見つめていると

チェヨンに肩を叩かれた

RS「次、私の番？」

「あ、そうだった。うん、座って」

BLACKPINKの出番になり、ステージに上がる4人を見送りステージ下で待機していると

聞き覚えのある声がして

反射的に振り返ると、グクがいて

目があった

胸が飛び跳ねるような感覚がして、急いで目をそらしてモニターに目を向けるけど

バレてないよね？暗いし大丈夫だよね？

なんて甘い考えは良くなかったみたいで

JK「A、！」

私の腕をつかむグクは、付き合っていた時と変わらない顔で私を見ていた

「ひ、久しぶりだね？」

JK「なんでこんなところにいんの？」

「なんでって…仕事」

JK「もしかしてハヨンが言ってた友達って？」

「私のこと、ってごめん、私もう行かなきゃ」

メンバーの衣装チェンジとメイク直しをするため

私の腕をつかむグクの手をそっと退けた

JK「あ、ごめん。」

「グク、かっこよくなったね」

そう言ってメンバーの元へ向かった

JK「やっぱり好きなんだよな、俺」

JM「もしかして、あの子がジョングクが未だに好きな子？」

JᏦ「はい、ジミニヒョン惚れないでくださいよ？」

JM「確かに容姿もスタイルもアイドルに負けてないけどさすがに手は出さないよ～ㅋㅋㅋ」