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母「グク君本当かっこよくなったわね〜」


「…」


母「あんたも馬鹿なことしたわね〜、グク君のこと振るなんて」


「もう、うるさいなぁ。しょうがないでしょ?私とグクじゃ住む世界が違ったんだもん」



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私とグクの関係は幼馴染で、お互い必要不可決な存在だったこともあり、中学1年の後半の時





JK「付き合う?」



「うん、付き合う」





みたいな感じで付き合い始めた



でも、グクが練習生となり、ソウルに引っ越してから少しずつ距離ができた



私達自身大人じゃないし、頻繁に会えるわけでもなくて



グクも練習に明け暮れていて電話なんてろくにできなくて、それでもお互い好きだったから我慢して



中学3年生のときにグクのデビューが決まり、それと同時にお父さんの転勤でソウルへの引っ越しが決まり



今までよりは会えると思っていたけど



結局デビューが忙しくて会えなくて、喧嘩も増えて



お互いの距離がもっとできて



グクの人気が高くなり始めた時に私から別れを告げた




グクは泣いて、これからはもっと電話もするし、寂しい思いもさせないと、断固として別れることを了承してくれなかった



でも、グクのためなんだもん







「もう嫌いになったんだよね」







あの日、あの時、別れたことを23歳になった今でも後悔して




未だに引き摺ってる

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作者名:はぬる | 作成日時:2020年7月26日 1時

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