VIXXのチョンサ (ページ8)

今日:15 hit、昨日:15 hit、合計:9,425 hit

頼もしいページ8

『私… 行かなきゃ』

体を起こしたくても体に力が入ってくれない。

チャニョルオッパがいまどこで何をしているのか、オッパはぶしなのだろうか…

オッパ…

RA 「行くって言っても、そんな体で。」

ウォンシクさんは何もかも見透かしたように真っ直ぐと見つめてくる。

『でも… オ…オッパが… 』

震える手に大きくて暖かな温もりを感じた。

人間の手って、こんなに暖かいんだ。

RA 「良くは分かんねぇけど… 危なそうだから。

せめてその傷が治るまでは、ここに居たら？

ここなら俺が… 守ってやれるし。」

うつむき顔を赤くしながら、ウォンシクさんが小声でそういった。

ウォンシクさん何で顔赤いのかな？

でも相手は人間が勝てるような相手ではない。

RA 「いいから… 寝ろ！」

でも彼は、とても頼もしいと思った。

頭をかきながら恥ずかしそうに

出て行ってしまったウォンシクさん。

出会ったばかりの彼を不思議と信じている。

自分でも驚くほどに…