自分の不甲斐なさ ページ7
しばらく抱き締めながら
気持ちを落ち着けてる時
世界デビューの交渉したって言ってた
年始の紫耀ってどんなだった？
なんて、考えてると
ピコンッ
どっちかの携帯の通知音
A「ん、私だ」
そう言って、俺の腕の中から出ていった
携帯を操作する、Aちゃんの横顔を眺めていると
嬉しそうに携帯を操作する紫耀が思い浮かんだ
あれ？
紫耀のそんな姿、みたんいつが最後？
ドームツアー中？
違う、年明けすぐや
まさかな
やけど、そうやとしたら
ドームツアーの打ち合わせの時
俺が大吾との約束に向かおうとしてた時の
聞こえた話し声
それが紫耀やったら
俺は気づける機会があったんに、なんて思うと
自分の不甲斐なさにソファーの背もたれに体を預けた
A「ついでにハーブティー淹れなおしたよ
改めて飲んでお互い落ち着こ」
そう言いながらAちゃんが
ティーポットを持ってソファーに座る俺の足元に座って
自分のカップと俺のカップに新しいものをいれてくれた
A「さっき出したのとは違って熱々だから
猫舌君はふーふーするだよ？笑」
『そんなんしやんと、冷めるまで待ちますー』
A「ふふ、ちょっとは元気戻った？」
『落ち着いたが正しいかな
次の話し合いの時は苛立たんと
みんなの話ちゃんと聞けると思う』
A「そっか、よかった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
gmatf(プロフ) - まいさん» お久しぶりです！いつもありがとうございます！ (2023年4月19日 11時) (
レス) id: ffa167b797 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - お久しぶりです！！ゴールデンウィーク前に仕事やっててなかなか見る時間なかったので久しぶりに一気に読ませてもらいました。廉くんの気持ち考えると辛いですねぇ。主人公ちゃんと廉くんのLINEのやりとり可愛いかったです。これからも応援してます。 (2023年4月18日 21時) (レス) @page7 id: a1e6a6017c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：gmatf | 作成日時：2023年4月15日 15時
