覚えててほしい ページ13
俺がAちゃんと再会して
幸せを、かみ締めていたとき
紫耀は事務所から最悪の2択を迫られていたことを知った
世界デビューか
彼女さんと別れるか
どっちも選べへん
なんならこんな理不尽な現状から
逃げ出したい
そんなことを嫌う紫耀が出した決断が退所やった
岸「別に別れなくてもよかったんじゃない？
撮られたのが週刊誌とは限らないじゃん
事務所とかさ」
俺もそう思った
別れたって事務所に言って
黙っとけばバレへんて
やけど、紫耀は
紫耀「それも考えた
でも、会社なら別れを強要させるって思ったから
身を引くなんて、すぐ分かったよ
でも、そんな辛いことさせらんないじゃん」
ああ、お前はそういうやつやなって
紫耀「ずっと覚えててくれるかなって
こんな酷い振り方をした俺を
覚えてて欲しいって」
1番紫耀のこの言葉が忘れられへんかった
"覚えてて欲しい"
俺は、覚えてすら貰えてなかった
名前も
顔も
何も
俺はAちゃんに
記憶に残ること
何もしてへんのやなって
教えられたと同時に
自分のことにかまけて
周りを見えてなかったことに
『気づいてあげれんくて
ごめん』
そんな言葉をはいていた
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gmatf(プロフ) - まいさん» お久しぶりです！いつもありがとうございます！ (2023年4月19日 11時) (
レス) id: ffa167b797 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - お久しぶりです！！ゴールデンウィーク前に仕事やっててなかなか見る時間なかったので久しぶりに一気に読ませてもらいました。廉くんの気持ち考えると辛いですねぇ。主人公ちゃんと廉くんのLINEのやりとり可愛いかったです。これからも応援してます。 (2023年4月18日 21時) (レス) @page7 id: a1e6a6017c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gmatf | 作成日時：2023年4月15日 15時
