第五話 ページ7
レ「おそらく、全部闇市場で売りさばかれているはずだぜ。顧客は特別な権力者や富豪どもだぜ。普通の人間じゃ側にさえ近づけない。」
ク「ハンターになら可能だ。金持ちの契約ハンターになれば、様々な情報を聞き出せる。」
レ「契約……?お抱えハンターって奴は、お前が一番嫌う誇りのないハンターだぜ。小金目当ての飼い犬ハンターじゃねーか」
ク「私の誇りなど、仲間達の苦しみにくわえれば、大したことじゃない。」
そこまで覚悟をもって…わたしじゃ到底無理だな…
レ「悪いな。俺にはお前の志望動機に答えられるような立派な志望動機はねーよ。俺の目的はやっぱり金さ。」
ク「ウソをつくな!!まさか本当に金でこの世の全てが買えるとでも思っているのか!?」
レ「買えるさ!!物はもちろん、夢や心もな!人の命だって金しだいだ!!!買えないモンなんか何もねぇ!!」
ク「許さんぞレオリオ!!撤回しろ!」
レ「なぜだ!?事実だぜ。金がありゃ俺の友達は死ななかった!!」
「……病気?」
レ「決して治らない病気じゃなかった!!問題はその法外な手術代さ!!俺は単純だからな、医者になろうと思ったぜ。ダチと同じ病気の子供を治して、"金なんかいらねェ"ってその子の親に言ってやるのが、俺の夢だった。笑い話だぜ!!!!そんな医者になるためには、さらに見たこともねェ大金がいるそうだ!!分かったか?金、金、金だ!!俺は金が欲しいんだよ。」
レオリオはイイ人だな……ぼくは?わるいこ
ク「Aは?なぜハンターになろうと思ったんだ?」
いいたくないいいたくないいいたくない
「然るべき時がきたら、教える」
ク「………分かった」
クラピカは、私に何かを感じたのか、少し考えるように了承してくれた。
________________________________________________________________________________
「あ、光が見えてきた…!」
目の前には、湿原がひろがっていた。横をみると、レオリオとクラピカは、汗をかいていた。自分を見てみても、汗ひとつかいていない。
サ「ヌメーレ湿原。通称"詐欺師の塒"二次試験会場にはここを通って行かねばなりません。この湿原にしかいない珍奇な動物達。その多くが人間をも欺いて食料にしようとする狡猾で貪欲な生き物です。十分注意してついてきて下さい。」
サトツさんは、ここで一度言葉を切って、そして続けた。
「騙されると、死にますよ。」
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご - こんにちは初めまして誰落ちがいいかコメントしてもいいと伺いましたので最近キルア推しになりまして、だからキルア落ちにしてくれると嬉しいですあと見始めたばかりですけどストーリー面白いです😊 (11月5日 4時) (レス) @page9 id: cd3ef934e8 (このIDを非表示/違反報告)
ネネ(プロフ) - 訪問してくれた方ありがとうございます!元のえんです〜此方に垢変えました、何となく← 此方で連載進めてくので把握よろしくお願いします( ᵕᴗᵕ ) (2021年12月8日 22時) (レス) @page22 id: b4509f6a7e (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 多重人格者の子が主人公のハンターハンターの小説、読んでみたかったんです!めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2021年8月21日 22時) (レス) id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
のえん(プロフ) - 小説が難しいです〜( ;∀;) 良かったら、このコメントみたら、どんどん感想どうぞ!まだはじめたばかりですけと… (2020年7月16日 23時) (レス) id: b8800e288d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のえん | 作成日時:2020年6月16日 23時