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Aside
授業が終わり、私は教室を出ようと足を進めるが後ろから名前を呼ばれ振り向く。
｢A。｣
｢...なんですか先生。｣
｢あからさまに嫌そうな顔だな.....お前日直だったよな？これをちょっと資料室に運んで欲しくてさ。｣
｢...えぇ.....わかりました。｣
眉間に皺を寄せて受け取れば先生は｢すまんなー。｣と言って教室に戻っていく。
廊下を1人歩く。
意外に重い、腕吊りそう。
｢わっ！｣
｢うわぁぁっ？！｣
後ろから大きな声を出され私は思わず腕を離してしまった。ズサーッと資料が散らばる。
｢あははっ、ごめん！｣
｢許さない許さない許さない。｣
｢え...ごめんって...。｣
きんときは手を合わせて頭をぺこぺこする。
2人で散らばった資料を拾いながら雑談をする。
｢きんときあのさ、花咲さん分かる？｣
｢あぁえっとスマイルの。｣
｢そうそう、でね2人が両想いかもしれないの...。｣
私がそう言うときんときは首をかしげ｢そうなの？｣と言ってくる。
｢うん.....花咲さんよくスマイル見てるし2人でよく話してるし...。｣
｢うーん？両想いなのかなぁ...というかスマイル....、｣
彼はそこまで言うと｢やっぱりなんでもない！｣と笑う、今度は私が首をかしげる。
｢てかこれ1人で持ってくの大変でしょ？半分持つよ。｣
｢え、ほんと？ありがとう。｣
｢いえいえ。｣
半分といいつつ、私よりも遥かに多く持つきんときに｢このモテ男め...。｣と呟いた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
｢きんとき、ありがとうもう1人で大丈夫だよ。｣
｢あ、そう？じゃあ俺戻るね。｣
バイバイと手を振る彼女に、手を振り返す。
｢.....スマイルってほんとに花咲さんが好きなのかなぁ。｣
俺の言葉は彼女には届かなかった。
――――――――――
お久しぶりです！(1ヶ月ぶり)
ほんっっとに更新が遅くなり申し訳ありません...！！
リアルがすごく忙しくて遅くなってしまいました。
亀更新ではありますがこれからもよろしくお願い致します！
お気に入り登録300人over有難うございます❁
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りりら(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！感情移入していただけて嬉しいです🫶🏻 続編も準備中なのでお待ちください、、、！！😌 (7月5日 23時) (
レス) id: 97e36a4b18 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - これが四角関係ってやつか自分は相談される側にしかなくて恋愛てこんな気持ちにもなるんだと知れて良かったですし、超感情移入してしまいました!真逆の1章最後で[きみのすきなひと]は夢主krさんは元々わかってたけど花咲さん迄言えるとは..続編も楽しみにしております！ (7月4日 17時) (レス) @page48 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
りりら(プロフ) - もみじさん» コメントありがとうございます！わーもみじさん！お久しぶりですお待たせしました🥹 作品冒頭の文章の部分気づいていただけてめちゃくちゃ嬉しいです、！！続編も頑張ります！ (7月3日 23時) (レス) id: 97e36a4b18 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ - 更新お疲れ様です!!!お久しぶりですね!!!ずっと待ってました!!!作品の最初にある文章を誰が言ってるのかが分かって、凄く切ない気持ちになりました…。続編も楽しみにしてます!!無理のないように頑張ってください!!! (7月3日 14時) (レス) id: 55536975a6 (このIDを非表示/違反報告)
りりら(プロフ) - りすさん» コメントありがとうございます！えぇこの小説だけですか？嬉しいですありがとうございます🥲 私には何も出来ませんがりすさんの恋が上手くいくように応援しております！！🤲🏻 (7月2日 2時) (レス) id: 97e36a4b18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりら | 作成日時：2021年2月3日 18時
