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ワインを飲んで丁度いいくらいになったところで店を出る。
「あ、、」
そういえば、とふと思い出した新幹線の時間。
今日帰る予定でとってた切符。スマホの時計と照らし合わせて確認すると、あと10分で発車する時刻で一気に酔いが覚める。
『さの？大丈夫？』
「ん、あ、大丈夫です！」
『待って、今日帰る予定だったの？新幹線？』
切符の時間を確認されて、時間が過ぎそうなことがバレた。
『え、ホテルとか取ってんの？』
「いや、、、でも、がりさんとか知り合いもおるし」
一応、とメッセージを送ってみるもそうすぐに返信がくるわけはなく。
はぁ、と隣でため息が聞こえる。
『時間くらい確認してから誘いなさい。今日はうち泊まっていいから』
「はい、、、って、え？！」
予想外の言葉で、驚きが隠せなくなる。
『その代わり、明日朝早いけど』
「全然ええ！！早起き得意やし！！」
完全に怒ってるって思ってたのに。
前に、俺から行きたい！と懇願してお邪魔したのに、初めてAちゃんから。いや、まぁ、訳ありやけど。
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『荷物こっちおいとくよ』
「はーい」
女性らしいといえば女性らしいAちゃんの部屋。
以前来た時とさほど変わってないっぽいけど、俺が気付くくらいの唯一の変わった点がある。
「あっ、カーテン」
『いい感じでしょ？』
「ええ感じ！部屋の雰囲気に合ってる！」
Aちゃんに、ついてきて欲しいと言われ二人で行ったのは家具屋でそこで選んだカーテンに付け替えられてた。
先に風呂入ってきな、といつの間にか準備をしてくれていたらしくタオルや、来客用の歯ブラシなどが置いてあった。
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ぼんじり(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます🎶気ままな更新になるかと思いますがよろしくお願いします^_^ (11月5日 2時) (
レス) id: ff1473ca5e (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 雰囲気めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます🥰 (11月4日 3時) (レス) id: 3f92f0f945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼんじり | 作成日時：2023年11月3日 22時
