ハマダ歌謡祭 ページ6
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田中「なんか、お前また荒れてんの？」
『荒れる寸前でした。誰かのせいで』
ジェシー「にゃんにゃんしたの？」
ハマダ歌謡祭の収録前。
ゲストとして呼ばれた私は樹とジェシーと同じ楽屋にいる。
アハっと、声を出して笑うジェシーに、呆れたように鼻で笑う樹。
荒れたと言うのは、昨日の夜に放送されていたAぇ! groupのラジオで起きた話。小島と佐野が昨夜の担当だったらしく、佐野がいつものように私の話を出していた。
『通話かかってきたけど、着拒したからセーフ？』
出れば良かったじゃん！と脳天気なジェシー。
『あのね、電話に出て叩かれるのこっちなのよ』
推しの仕事中に女が絡んで嬉しいわけないのよ。いくら同じ事務所だとしても。
実際に前回出てしまった時に"無駄な時間" "いらなかった"とリスナー兼ファンの方にこれでもかと言うほど叩かれた。
田中「まぁ、懸命な判断だな」
『そんなんで、お互いのファン減るの嫌だし』
話していると、コンコン、と楽屋のドアをノックする音。
嫌な予感がする。
「失礼しまーす！」
ほらね。
「Aちゃん！樹くんとジェシーくんも、今日はよろしくお願いします」
田中「お前、Aしか見てないじゃん」
私以外にもう一人、ゲストがいたんだった。
先ほどの話に出ていた話題の人物。そんなことないですよ！としれっと私に近づいてくる。
「Aちゃん、」
『はい』
「昨日はごめんなさい、いきなり電話かけようとして」
『全然いいけど、どうせ出ないって分かってたでしょ』
「うん。」
挨拶と一緒に、昨夜のことを謝罪しにきたらしい。目の前で頭を下げられる。
言うて、気にして無いけどな。
「てことで、今日、ご飯行きません？」
『行きません。』
田中「え、この後暇なんだけど〜って言ってたの誰」
ジェシー「じゅりー、ジェシー，ご飯行こうよってね。俺らこの後も仕事だから」
「そうなん？」
『なんなの？グルなの？あんたら』
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ぼんじり(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます🎶気ままな更新になるかと思いますがよろしくお願いします^_^ (11月5日 2時) (
レス) id: ff1473ca5e (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 雰囲気めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます🥰 (11月4日 3時) (レス) id: 3f92f0f945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼんじり | 作成日時：2023年11月3日 22時
