二日酔い ページ25
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アラームの音で起きてまず、頭痛。完全に2日酔いだ。
スマホを開いてメッセージを確認すれば昨日呼んだはずの風磨じゃなくて、樹からの通知が一件。
"飲みすぎるな" とのお叱りの言葉。
もしかして、風磨じゃなくて樹がここまで送ってくれた？メイクも落ちてるし、アラームも自分でかけた記憶なんてなくて、そんなことまでしてくれるのは樹しかいない。
反省の意を込めて
『もうお酒飲みません、と』。
夕方からの仕事のために、ゆっくりと支度を始める。
シャワーを浴びて、ちょっと遅めの昼ごはんを食べ、メイクをする。
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マネージャーに1人で楽屋まで行って、と伝えられ、どれだけ経っても引かない二日酔いに呆れながらもテレビ局の廊下を歩く。
急な吐き気に襲われ、その場にしゃがみ込む。
流石に自分でも飲みすぎたと後悔。
「え、え、Aちゃん、？！」
『あーさの、』
たまたま、その場に居合わせた佐野。
驚いた様子で、すぐさま駆け寄ってくる。
『きもちわるぃ、』
「大丈夫なん、！？！といれ、ちょ、動けます？！」
なんとか、佐野に支えられて一番近くの女子トイレまで駆け込んだ。
すっきりして、出れば入り口の横で待っていた彼。手にはさっきは持っていなかったペットボトルの水。
「これ、水」
『ごめん、本当。みっともない姿晒して』
「いやいやいや、体調悪いんなら、無理せんといてください」
『いや、体調悪いっていうか、、二日酔い、、、』
いくら佐野だからって、こんな醜態を晒すなんて。
仮にも先輩である私が、二日酔いで仕事に来て、後輩に介抱されながら吐くって。
おかげで、すっきりしたけど。
「二日酔いなんかい。でも、ほんまに無理せんといて。
マネージャーさんは？」
佐野に聞かれ、思い出した。
スマホに入っていた通知。
『楽屋、行かないと』
「Aちゃん、」
『あ、本当ありがとね。佐野いなかったら廊下で戻すとこだった。』
「はい。あ、いやそうやなくて、今日、何時に終わります？」
『分かんないけど，遅くなると思う』
「終わったら、連絡ください」とスマホを見せる佐野。
待ってるって解釈していいんだよねこれ。
絶対今から帰るとこだったじゃん。
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Aぇ! groupデビューおめでとう!!
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ぼんじり(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます🎶気ままな更新になるかと思いますがよろしくお願いします^_^ (11月5日 2時) (
レス) id: ff1473ca5e (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 雰囲気めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます🥰 (11月4日 3時) (レス) id: 3f92f0f945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼんじり | 作成日時：2023年11月3日 22時
