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リ「大丈夫？」
『おん、おかげさまで元気や』
水分補給をして回復した私の身体。
元々、お湯に浸かるのは苦手やって、
『疲れてたから、余計やったんかな』
末「よかったわ、ぶっ倒れたりとかせんくて」
撮影中でも、なんかあったら言えとマネから怒られました。
部屋に戻って、寝床の奪い合いが始まる。
『まっさんとこ！』
リチャくんの上に乗った四人に便乗して正門の上に乗る。
正「ええよええよ、ここにしなさい」
『ええんか、まっさんの上よう寝れそうやわ』
なんなら、もう今すぐ寝れる。全然正門の上で寝れる。
正「ぽかぽかやな」
『温もり感じるやろ』
正「温もりしか感じひん」
のぼせるくらにい温まったからな。保温されまくってん
。
結局、じゃんけん負けて、小島とリチャくんの間に入った。
『小島の隣とか絶対寝れへん』
小「なぁ、好きな子おるん？」
『え、いや、おるけど？』
小「へぇ〜、誰なん？」
『小島には言わんよ、』
小島から始まったこの、修学旅行みたいなノリ。
一刻も早く寝たいけど、ちょっとおもろいから続けてれば、誠也くんから早く寝ろとのお叱り。ほんまに、ちょっと学生になった気したわ。
『ちょ、ほんまに誰か起こしてや』
リ「起こしたらあかんやつやろこれ」
『日の出みたいもん』
末「自分で起きろや」
『絶対誠也くんよりは、早く起きてやる』
なんて、言ってましたけど。
よう聞くアラームが響いて、開眼すれば見慣れた顔とカメラ。
『、、なにい』
福「おはよう」
佐「はよございます」
『…まぶしい、さむい』
気付いたら朝に。さっきまで真っ暗やったやん、なんなんと半ギレになりながら布団を被る。
福「あかんあかん、」
リ「何また寝ようとしてんの自分」
『、、、朝は寝る時間やろ』
福「起きるよ」
布団を剥がされ、今度は寒さに包まれる。
誰かわからん，多分大晴に背中を摩られ余計にまた眠くなる。
私、誠也くん、小島の順に起こしに行ったのか耳に入る二人の声。
佐「朝だよ！」
末「『うるさい』」
正「すごかったよ初日の出」
時間通りに起きた4人がそれぞれ口に出す日の出の話をしてくる。
『いや、うちかて見たかったよ』
福「起きんかったやん」
「『起こしたらええやん』」
『そもそも、寝たらあかん、この企画がおかしいねん』
正「それ言ったら終わりなんよ」
『日の出なんていつでも見れるし』
佐「やばい、機嫌悪いAちゃんや」
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作者名：ぼんじり | 作成日時：2022年10月9日 17時
