メンバー在中誕生日 ページ21
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東京から帰ってきてちょっと休んでから午後からの雑誌の撮影に向かう。
迎えにきてくれた小島も一緒に。ってまた車出してもらって。
「眠いんなら、寝とき」
『んー、じゃあちょっと』
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着いた瞬間、小島に起こされ半寝状態で彼の服の端っこを摘みながら歩く。
「しゃきっとせんかしゃきっと」
『ねむい…』
「ちょ、飲みもん買ってくるから先行ってて」
んー、と返事をしてよろめきながら部屋へと向かう。
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目の前にあるドアの取手を握り、あくびをしながら開けると、
パアァッンと大きな音。
『おは、よ、？え、？』
あくびも途中で止まって、てか、心臓止まるかと思った。
びっくりした、
「「誕生日おめでとー！！」」
『え、まって』
いつの間にか後ろに立ってた小島に押されて部屋に入る。
みんながクラッカーを持って立っていて、おめでとうと。
『急に脅かさんといてや』
正「ええ、泣いてるやん」
末「なんで泣くん！？」
リ「えへっ、泣いてんこいつ」
福「まだ祝って1分もしてへんけど！？」
小「こっちがびっくりやねんけど」
佐「なんか、俺も泣きそう」
『みんなに、会いたかった〜』
わぁ、と泣けばみんなが集まって一つの固まりになる。
正「昨日のうちに帰ってくる思うてたんやけど」
『あ、えとー、』
北斗くんのとこいましたーと小島にバラされる。
小「昨日、帰ってきたとかなんも連絡あらへんから電話したら、新幹線逃したから北斗くんとこおる、って」
末「最初っから泊まる気やったんちゃうん」
『最初っからやないもん！小島も余計なこと言わんといてや！』
誠也くんもやなこと言うなぁ。
まぁ、連絡きた時点で新幹線は諦めてたけど。
豪華なケーキまで用意してもらって、" HAPPY BIRTHDAY "と綺麗な字が書かれていて、私のちびぬいのアイシングクッキーが乗っている。
『可愛くて食べるの勿体ないなぁ、これ』
写真やら動画やらを存分に撮ってからみんなで分けて食べる。
佐「クッキー食べたい」
『え、やらんよ』
佐「一口だけでも…？」
一口だけなら…と思い晶哉にあーんする。
『は！？あんた、顔いったやん！！』
ガッツリと私の頭から首まで食べた晶哉。
佐「Aちゃんの顔うまぁ」
『…まぁ、ええわ、晶哉が幸せなら』
小「ええやつやん」
メンバーに祝われる誕生日は最高に幸せです。
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作者名：ぼんじり | 作成日時：2022年10月9日 17時
