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桃「なぁーに見てるん？」
「ひゃっ、！ちょ、のんちゃん！
びっくりするやんか！」
桃「んふっ、今の声かわええ！」
「もー、、全然聞いてないんやから...」
桃「ほんで？何見てたん？」
心臓止まりそうになった俺なんてそっちのけで、
のんちゃんは俺の手の中にあるスマホに釘付け。
桃「あ、このドラマ俺も見てるで！」
「そうなん？」
桃「この重岡って人、
演技上手すぎて俺感情移入してまうねん！
毎回ボロ泣き！」
「ほんまぁ？本人に言うたら喜ぶわ。」
桃「へ？何その知り合いですみたいな言い方！」
「あれ？言うてへんかった？」
青「神ちゃん〜...」
「あ、流星おはよ。」
丁度のんちゃんを遮って、
流星が俺の隣の席まで来てまた項垂れとる。
桃「もう！流星邪魔せんで！！」
青「望、声でかい...」
桃「も〜...それで！？重岡は神ちゃんの何！」
「お兄やでw」
桃「....ぇぇぇぇえええええ！？」
青「うるっさ...」
「ちょ、のんちゃん、！
もう人集まり始めとるから、w
もうちょい声のボリューム落として、！w」
桃「無理やろ！？」
のんちゃん大興奮。w
青「何の話ぃ〜...」
「最近やっとるこのドラマの話〜。
流星見とる？」
青「...ぁ〜、、俺それの主題歌好きやでぇ、。
たかひろ〜、って人。」
流星の発した単語を聞いて、
思わずドキッとしてしまう。
あかんなぁ、。
思い出にするって決めたのになぁ...
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作者名：ぽぱるんるん | 作成日時：2023年5月3日 11時
