いつか、きっと。 (ページ5)

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緑side

たか、もとい濵ちゃんは、

俺が5歳から通っとったスタジオで出会った。

　「おったぁ！！濵ちゃん〜、！」

紫「おっ、神ちゃんいらっしゃい〜。」

　「あんな！あんな！」

紫「落ち着きや？w

　先にレッスンの支度してき？」

　「はーい！」

濵ちゃんは昔から優しくて朗らかで、

それでいて、よう下の子を気にかけてくれる。

でも濵ちゃんかて暇ちゃうかった。

そもそも濵ちゃんが取っとるんは

俺と違ってボイトレのクラス。

それやのに、毎回ダンスクラスで

俺のことをお出迎えしてくれる。

　「なぁ、濵ちゃん。」

紫「ん〜、？」

　「なんでさ、いつもここ居ってくれるん、？」

一回だけ、ほんまに純粋に

不思議に思って聞いたことがあった。

俺が5年生くらいの時やったかな、？

紫「うーん...せやなぁ〜...

　神ちゃん気になってまうんよなぁ〜。」

　「...え？」

紫「抱え込んでまうタイプやん？

　やから、大丈夫かなぁって...そんな感じ？

　多分やけど。w」

　「え、あっ、、そうなんやっ、！w」

そん時から濵ちゃんをちょっと意識するようになった。

多分、もうそん時から俺は好きやったんやと思う。

濵ちゃんがどうだったかなんて分からんけど...