Another story 〜それでも、会いたい〜 第1話 ページ30
〜注意〜
・ここからはファンタジーです。作者の想像も含まれます。
・アナザーストーリーはずっと伊野尾さん視点です。
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いつもの帰り道。友達と別れた先のこんな田舎道を帰るのは俺だけ。
向こうから走ってきた車を何を考えるわけでもなく道端に避ける。
でも
「え……！？」
真っ直ぐ走っていくはずの車が、急カーブしてこっちに向かってきた。
反射的に目をつぶったとき、体に強い衝撃が走った。
道に沿って植えてある木の緑、
土から目を出した黄緑の芽、
遠く広がる青い空、
目に映っていた全てのものが一瞬で真っ暗になった。
しばらくして
『俺、やっちゃったんじゃね……？』
そんな声がどこからともなく聞こえてきた。
誰だ俺轢いたやつ……。
顔を見てやろうと起き上がろうとすると、痛くも痒くもなく自然に起き上がれてしまった。
後ろを振り向くと
伊「あーーー！！」
足元には血だらけになった自分が横たわっていた。
車に轢かれて死んだ俺は幽霊になった、という事実を裏付ける証拠がここにはあった。
『ヤバイヤバイ……！！』
伊「え！！」
目の前でおどおどしている若い男。その若い男は、俺の学校の数学教師だった。
自分もおどおど動き回る。
『どうしよう……証拠隠滅…………！』
証拠隠滅という言葉を聞き、動きが止まる。
その先生は車に戻っていき、帰ってきたときに手にしていたのはスコップ。
丁度道路脇が森に面している田舎道。
俺はいとも簡単に埋められた。
そしてまた何かをしようとする先生。
いきなり走り出して一番近い家へ。それを追って俺も走り出す。
『俺、ラッキーじゃん？』
その家のドアが開いていた。
まさか、と思った。
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Pocky(プロフ) - はろぅきてぃーさん、そう言って頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年7月2日 21時) (
レス) id: eb2c980ab8 (このIDを非表示/違反報告)
はろぅきてぃー - 感動しました！これからも楽しみにしています(*^^*) (2017年7月2日 18時) (レス) id: defa2607a7 (このIDを非表示/違反報告)
Pocky(プロフ) - あっぷるやまいちごさん、ありがとうございます！そう言って頂けると本当に励みになります。あっぷるやまいちごさんもコメント沢山して頂きありがとうございました！ (2017年6月27日 18時) (レス) id: eb2c980ab8 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるやまいちご。(プロフ) - 完結、おめでとうございます！お疲れ様でした！次のお話も楽しみにしてます！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: fc6a2498d2 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるやまいちご。(プロフ) - もちろんです！まちます！頑張ってください！ (2017年6月25日 7時) (レス) id: fc6a2498d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポッキー | 作成日時：2017年5月30日 19時
