19 河口記録 ページ19
｢はぁっ... ｣
やっとAを風呂に入れることに成功して、ソファで大きなため息をついていたところだった。
ほんと、どっから本気で、どっから冗談なのかわかんねーわ。振り回させてさ。
｢すき...｣
｢誰が好きだって？｣
｢ファッ！？｣
突如現れたのは、カワグチジン。
｢もーおー！びっくりさせんなよ！｣
ジン｢ははっ｣
正直、心配だ。こいつが一番。
カワグチにとって、Aはきっと魅力的に映るし、なによりアイツはモテる。
Aをかっさらっていかれてもおかしくない。
ジン｢てか何してんの？こんなとこで。
手持ち無沙汰感が半端ないんだけど｣
｢Aが来てんの。前話した子ね。
今風呂入ってるから、ぼーっとしてて｣
ジン｢もう手だしたんだ｣
｢出してねぇっ...いや...出してねえ！｣
ジン｢なんだそれ｣
すると小さな足音、きっとAだ。
これで相馬とかだったら引くけどな。
『ありがとうね、ていうかこの服すっごく...あ、こんばんは。お邪魔してます。』
ジン｢いえいえ〜、よろしくね？Aちゃん｣
『はっ、はい』
カワグチの独特な雰囲気に圧倒されそうになっているAは警戒心むき出しだ。
ジン｢君別れたてみたいだけど、マホトのこと都合よく使うつもりなら...容赦しないよ｣
｢はっ？おいカワグ『なんですか？』
どうしてこんなにも遮る！！！
『嫉妬ですか？どういうつもりで言ってんだか知りませんけど、そんなこと、絶対しないんで』
ジン｢へーえ、言うじゃん。嫌いじゃないけど｣
あぁ、やっべ。
多分Aはカワグチに気に入られた。
ジン｢じゃな〜おやすみ｣
『ﾁｯ...』
Aは正反対らしいが...
｢A、ありがとう。嬉しかった。｣
『いや、ううん。自覚してたことだから、指摘されて痛かったのかも...へへ...』
都合が良くても、コケにされてもなんでもいいから離れないで...なんて、俺らしくないなぁ。
｢A、さっき言ってたことって...ホント？｣
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れいすた(プロフ) - はなまるさん» こちらこそ、参加させて頂き、ありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！これからも頑張ります(><)！ (2017年8月27日 18時) (
レス) id: 4bc4d20f37 (このIDを非表示/違反報告)
はなまる(プロフ) - イベントへの参加、ありがとうございます。作者様は、とても文才のある方なんですね!!読んでいて、こっちがハラハラしたり、ドキドキしたりしちゃいました笑 この作品は完結してしまいとても残念ですが、他の作品で期待しています!! (2017年8月27日 7時) (レス) id: 1e922f1536 (このIDを非表示/違反報告)
れいすた(プロフ) - りんごあめさん» ありがとうございます！続き書きたいですね！その時はまた楽しみにしていて下さい！ (2017年8月13日 23時) (レス) id: 4bc4d20f37 (このIDを非表示/違反報告)
れいすた(プロフ) - 陽花里さん» ありがとうございます！他の作品読んで頂けてるなんて...！嬉しいです！がんばりますねっ (2017年8月13日 23時) (レス) id: 4bc4d20f37 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!このお話の続きがとっても気になります!!www (2017年8月13日 10時) (レス) id: 399cf92646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいすた | 作成日時：2017年7月2日 2時
