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再び脳内処理が追いつかなくなってきた身体に喝を入れ、今朝届いたジンさんからのメッセージを見る。





ジンさんA!おはよ。きょうもかっこいいぼくの写真をおくるからね!きょくも僕はAがだいすきだよ!


ジンさん〈自撮り写真〉


ジンさん〈自撮り写真〉


ジンさん〈自撮り写真〉





うん、至っていつも通りの文章だ。


かっこいいぼくって言ってるし、自撮りも三枚付いている。


きょうをきょくって誤字ってるのも可愛い。


…って、それもそうか。


ジンさんがアイドルだと知って戸惑っているのは私だけ。ジンさんはまだ私が知り得た事実を知らない。


この際、思い切ってアイドルだと知った事を連絡してみようかな。





Aジンさんこんばんは。ジンさんってアイドルだったんですね。きょうしりました。いままでお仕事を教えてくれなかったのは私をびっくりさせようとしてたからですか?





なるべく簡単にまとめたつもりだけど、伝わるだろうか。





「…今日は三枚、昨日は二枚、一昨日は五枚。よくよく考えると自撮り送ってこない日ってそんなにないかも。」





返信を待つ間、過去の連絡を見返せばほぼ毎日自撮り写真が送られてきていた。寝癖付きのもあればぴっしり決まった髪型をしている時もある。


それにしても、まさかジンさんがアイドルだなんて。未だ信じ難い。


一旦この現実から目を背けるために宿題でもしようっと。


携帯をテーブルに置き、パソコンを閉じて、ランドセルから宿題を取り出す。


宿題に必要な鉛筆やノートをランドセルから全て出した時






プルルルルルルルル






携帯から着信音が鳴った。


画面を見ればそれはジンさんから。


返信を返すよりも電話の方が話しやすいと思ったのかな、なんて思いながら携帯に手を伸ばす。


ジンさんは、急ぎの要件だったり直ぐに伝えたいことがあると電話を掛けてくる。


勿論忙しい時は出れないが、ジンさんからの電話は何故か私が暇な時に来る時が多い。


偶にこの人はエスパーなんじゃないかと思う日もある。





「ジンさん、驚いてるかな。」





一体どんな気持ちで電話をしてきたんだろうと、わくわくしながら電話に出た。





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ふふふ - おもしろーい! (2022年1月16日 13時) (レス) @page24 id: ac3b07a813 (このIDを非表示/違反報告)
ルン - とっても面白いです^^これからも楽しみにしております! (2021年11月16日 1時) (レス) @page2 id: 169ec3d566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルナ | 作成日時:2021年11月13日 11時

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