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｢おおーん…？｣
さてと、この手紙についてどこから突っ込もう。
きっと父は私がベッドから落ちている所を見て布団をかけてくれたんだろう。
そして、私の代わりにぬいぐるみをベッドの中央に置いた。
本当に、突っ込みたい所は沢山有るけど、とりあえず父が用意してくれていた食材を見てみることにしよう。
｢さて、棚には何があるかなー。｣
昨日、さらっと伝えられた家の間取りを思い出してキッチンの方へ向かう。
日本の自宅よりも一回り程広い韓国の自宅。
真新しい木の匂いが漂う空間は凄いお洒落だと思う。
ただ、いかんせん広すぎる所が問題点だとも思う。
キッチンへ辿り着き棚の方を確認する。
アンパン、食パン、カレーパン、メロンパン、クリームパン。
うん？
「…パンしかない？」
棚に並んでいるのは、豊富なレパートリーのパンたち。
しかしこのレパートリーにはどこか見覚えがある。
私の脳内が、某パンのヒーローたちに染まってしまいそう。
パン以外無いのかと思いガサガサと棚を漁れば、奥に見えたのはコーンフレーク。
なんだ、こんなものがあったのか。よしこれにしよう。
コーンフレークを取り出せば、何やら付箋が付いていた。
〔お父さんは、きっとコーンフレークを食べると予想してたよ。〕
｢……やかましいわ！｣
危ない。思わずコーンフレークを投げてしまう所だった。
それにしてもなんだろう。父の手の内でコロコロと転がされてる気分になる。
なんだかなぁと思いつつ冷蔵庫を開ければ、棚に置いてあるものとは全然違う、色々な食材が入っていた。
ほほう、お父さんもやろうと思えばこんなに用意出来るんだなとちょっと感心。
だがしかし、私が今欲している肝心の牛乳がない。
とその時、冷蔵庫の中にも付箋が貼ってある事に気付いた。
〔牛乳が欲しければ、近くの商店街で買っておいで。外に出ることも大切だよ。封筒にお金が入ってるからね。〕
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いつの間にか？ハートが付けられるようになったんですね。
びっくり。ハートついてるとモチベがアップしますね､､。
嬉しい。いつも見てくれる皆さんありがとうございます。
終わり
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ふふふ - おもしろーい！ (2022年1月16日 13時) (
レス) @page24 id: ac3b07a813 (このIDを非表示/違反報告)
ルン - とっても面白いです＾＾これからも楽しみにしております！ (2021年11月16日 1時) (レス) @page2 id: 169ec3d566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2021年11月13日 11時
