我らが長男は ページ12
NJ side
その日、車に乗ってからもヒョンの気分は中々上がらなかった。僕の隣席の窓際で、外を見ながら椅子の上に体育座りをしている。
JN｢はぁ……今頃Aは何してるかな。｣
ヒョン、見るからにいじけてますってオーラが凄いですよ。
でも、ただ溜息をついてただ外を眺めているだけなのに、どうしてその横顔は絵になってしまうんでしょう。
JN「絶対Aは今日暇なはず。だって土曜日だし…今日部活ないって言ってたし。学校のある日は中々電話してくれないのに。ナムジュンンン！僕の貴重なAとの時間を。」
前言撤回。このヒョン今日凄く面倒です。
急に僕の胸ぐらを掴んで暴れだしてます。
絵になるとか思っていた数秒前の自分自身に、何を思ってるんだと言ってやりたい。
「ヒョン、ヒョン、落ち着いて。あのまま僕が連絡していなかったら、ヒョンは遅刻していたかもしれないんです。それに、Aさんは明日もお休みでしょう？」
JN「…そう、だね、明日も連絡しよう。…電話もする。」
僕がなだめれば、さっきまでの威勢は消え再び体育座りをしていじけだしたヒョン。
Aさんを大切に思っているのは重々承知だが、まさかここまでとは。
シスコンと言うべきかなんかのか。ヒョンは本当に、Aさんのことを大切にしているみたいだ。
JK「ジニヒョン、今朝もAと連絡取ってたんですか？」
JN「やぁー、ジョングガ。君にAを呼び捨てで呼んでいい権利はないぞ？」
突如、僕らの話を聞いていたのか、後席から顔を見せたジョングガがヒョンに話しかける。
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ふふふ - おもしろーい！ (2022年1月16日 13時) (
レス) @page24 id: ac3b07a813 (このIDを非表示/違反報告)
ルン - とっても面白いです＾＾これからも楽しみにしております！ (2021年11月16日 1時) (レス) @page2 id: 169ec3d566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2021年11月13日 11時
