blue dream (ページ19)

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小瀧side

あれから1時間近くこの状況が続いて、しんどそうにするのに全く寝る気配のない流星

小「流星、寝れそうか？」

流「はぁっ、ん、、むり」

小「あかんの？」

流「しんどくて、、はぁっ、寝れへん」

これは1番辛いやつやな、どうしようか

流「はぁ、のぞむ、先寝て、、」

小「流星が寝れるまで一緒におるよ」

流「ぃや、、望がしんどくなる」

小「いましんどいのは流星やろ？そんなん気にせんでええの」

流「でも、、」

こんなときでも俺を心配する流星

リハのときもそうやけど、流星は人に迷惑かけへんようにって思う癖がある

もうちょっと頼ってくれたら良いんやけどな

まぁそこが流星の良いとこでもあるんやけどね

小「ほんならベット行って、一緒に横なろ」

流「、、ん、」

小「歩けるか？」

流「、ぃける」

とぼとぼ歩く流星を後ろから支えながら、寝室のベットまで連れていく

シングルよりちょっと大きいサイズのベットに180cm越えの男2人は若干狭いけど、なんとか横になれそう

小「流星、これなら寝れそう？」

流「、わからん、、ほんまに、先寝てな」

小「ふふ笑、分かった」

俺に気を遣いすぎる流星が、年上やけど可愛くて

2人向かいあって流星の手を握ってあげてると、すーっと寝息が聞こえてくる

多分やけど俺に迷惑かけへんように、寝ないとって焦って余計寝られへんかったんやろな

小「おやすみ、流星」

明日の朝起きたときには、ちょっとでも流星の体調が良くなってることを願って、俺も目を閉じた