blue dream (ページ15)

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重岡side

ス「通しで何か都合悪いとこなかったですか？」

淳「特に無かったです」

ス「では、これで固めていきますね！お疲れ様でした」

W「お疲れ様でした！」

長かった通しリハが無事終わった

流星も辛そうにしんどそうにしながらも、なんとか1日やりきった

帰る準備するために楽屋戻ろうとしたとき

ｶﾞｼｬﾝ！

大きい物音がして、そっちを見たら

流星が衣装ラックと一緒に倒れてた

小「流星！」

みんなで一斉に流星の周りに集まる

流「、、はぁっはあっ、、っ、」

顔を真っ赤にして目をぎゅっと瞑って荒い呼吸を繰り返す流星

リハ終わって、なんで真っ先に流星を気にかけてやらなかったのかと後悔する

照「ちょ、からだ熱すぎるわ」

淳「とりあえず楽屋移動しよ」

小「俺が運ぶ」

小瀧が流星をおぶって楽屋まで移動してくれた

小瀧1人やと脱力しきった流星を運ぶのは難しいから、後ろから支えてたけど

服の上からでも熱いと感じるぐらい、流星の体は熱を発してた

神「ソファ片付けたから、そこ使って」

濵「体温計と冷えピタ貰ってきたで！」

流星をソファに寝かして、呼吸しやすいように
衣装のボタンを外してやる

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

小「え、流星、熱40℃もある」

40℃、、、

こんな熱でよく今日1日やりきったな

きっと俺らにもスタッフさんにも迷惑かけへんように

ただそれだけを考えて重いからだを必死に動かしてたはず

苦しそうに呼吸する流星の背中をさする手に
頑張ったな、偉かったなって思いを込めた