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「それでね、最後はあの地味めな子…ミドリヤ君？が「スマッシュ！！！」って言って0P敵を殴って倒したんよ！！」
「何それカッコよ！！
見たかった……なんで気失ってたんだろ俺……」
「しゃーないよ轟君あんなすごい数の敵一気に倒してたんだし！」
試験終了後、校門前。
楽しそうに話しながら俺の隣を歩いている女の子の名前は麗日お茶子ちゃん。
俺が気を失った後、某天空の城の映画さながら上から落ちてきた俺に触れ、個性で浮かせてゆっくり下ろしてくれたらしい。
その時お茶子ちゃんは足を瓦礫の下敷きにされて動けなかったらしく、俺も気絶して倒れてた。
そんなお茶子ちゃんと俺のすぐ後ろまで迫ってきてたでっかい0P敵を緑谷君が倒してくれたんだって。
緑谷君マジヒーロー…
今は一緒にプレゼント・マイクに緑谷君のポイントについて直談判しに行った帰りだ。
「それにしても助けてくれてほんとにありがとう！」
「ううん、気にしないで！私はたいしたことしてないし！」
「それに個性が
「えへへ〜、ありがとう！」
お茶子ちゃんは照れたように頬を掻き、「それより…」と目を輝かせながら聞いてきた。
「轟君の個性！炎ってのはわかるんやけど、色も変えられるの？あれカッコよかった！！」
「あれは色を変えるっていうより、火の温度を変えてて…
でもあんまり温度高くすると副作用的な感じで発熱しちゃうから普段は赤しか使わないよー」
「そうだったんだ…！
あっ、私も重すぎるもの浮かすと副作用あるんよ！
個性の加減って大変だよねぇ」
その後は家族の話(俺は焦凍の話しかしてなかったけど)とか中学校の話とか、終いには好きな食べ物から今日の夕飯の話まで、他愛もない話をしながら駅まで歩いた。
お茶子ちゃんがひたすらいい子だってことがひしひしと伝わってきた。
…ご両親を楽させるためにヒーローになりたい、とか。
素晴らしいことなんだけど、自分と比べるとまるで心臓を握りしめられたかのように胸が苦しくなる。
「またね轟君！今度は雄英の教室で会えたらいいね！」
「うん！また会えたら、今日のお礼させて」
お茶子ちゃんに別れを告げる。
雄英、受かってるといいな…。
お茶子ちゃんも「またね」って言ってくれたんだし、信じて通知を待とう。
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熊葛(プロフ) - ちぃとんさん» (作者です！)ありがとうございます！！書ける時に少しずつなんですが頑張ります…！(^O^) (2018年12月27日 22時) (
レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃとん(プロフ) - めっちゃ好きです！(о´∀`о)これからも頑張ってください！ (2018年11月18日 1時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます！忙しさにムラがあるんですが、書けるときに少しずつ書いていきます^ ^頑張りますね！ (2018年10月25日 18時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2018年10月23日 8時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - mii.さん» わ〜〜ありがとうございます！T^Tほんと亀更新ですが頑張ります！ (2018年10月8日 15時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊葛 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 15時
