ゲーマーに愛されすぎて困ってます【A3!・男主】 (ページ6)

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『お邪魔しまーす……うわ！？』

至さんと一緒に至さんの部屋の前に来て、部屋の中に足を踏み入れると、
腕を掴まれ扉に押し付けられた。

つまり
廊下扉｜俺至さん
みたいな状況である。

え？え？ドユコト？？

『あ、あの…んッ！？』

訳を聞く間も無く、俺の唇に至さんの唇を重ねられた。

え？なんで俺男にこんなことされてんの？

抵抗しようとしても不思議と身体に力が入らない。

鼓動がバクバク速くなって息がどんどん苦しくなってきた。

至さんが顔を離すと、俺はパッと下を向いた。

だって今絶対耳まで真っ赤だし
衝撃的すぎてなんかちょっと泣きそうだし。

すると今度は右手で所謂顎クイとやらをされて無理矢理顔を向き合わされる。

イケメンなのほんと腹立つ！！

至「一目惚れって本当にあるんだね」

『は？』

至「俺、君に一目惚れしちゃったみたい」

『は！？』

なに言ってんだこの人

『なるほど…ホ○ですか』

至「いや、恋愛対象は女性。
でもなんか雫は男だけど別」

雫、と下の名前で呼ばれて、また顔が熱くなるのがわかる。

『なんで俺なのか知りませんけど、いい加減手離してください』

至「んー…じゃ、これからはさん付け禁止。敬語も禁止」

『はぁ…わかったよ』

至「よしよし。

俺、絶対雫のこと攻略するわ」

『できるもんならやってみろ』

やばいことになった。