【HQ】 黒歴史しかない高校時代に戻ってたとか勘弁して欲しい【ハイキュー】

8話 ページ10

『って決めてた筈なのに…なんで私またここにいるんだろう〜』



「…？どうかしたAちゃん？」



『なんでもないです〜』




また教室の前で待ち伏せされてました。
だから！！こんな綺麗な人に誘われたら行くしかないんだよ！！

高校時代の私、よくあんな無愛想な態度とれたな。




清水先輩によると、今日は試合形式の練習をやる、とのこと。
昔も、こんなことがあった気がするな…

確か、一年生？の男の子が問題を起こして…一年生同士で試合をする流れになったんだっけ。


人目を気にしてひそひそと仕事をした記憶がある。



清水先輩が、先生に呼ばれて体育館から出ていってしまった。
と同時に試合が始まる。




『おっと…スコアと記入しないとだよね…』




昔はあまり直視することのなかった、烏野高校のバレーボールをしっかりと見た。
試合が終盤に差し掛かって来た頃、清水先輩が戻ってきた。





「ごめんねAちゃん、あの先生の話が長くて…あれ？
記入の仕方しってた？」





驚かれた。
なんだか最近周りの人によく驚かれる。






「もしかして…マネージャーやってたの？」




『…へ？あー…体験？ならしたことあります』





手際が良くてすごく助かる、と微笑んでくれた。

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