5話 ページ7
「結局、Aはこの部活入るのー？」
ボトルをせっせと洗いながら話しかけてきたのはみなちゃん。
まあ、高校に入ってできた友達なんていなかった記憶があるから他に話しかけてくる人はいないと思うけど。
『…いや、入らないと思う』
「…えー？A、部活に入ったら変われると思うけどなぁ」
そんな無責任なことを言うみなちゃん。
君が入らなかったせいで私の高校生活散々だったんだけどなぁ
『そういうみなちゃんは？』
「今のところは入る予定〜ていうか、急に髪の毛切ったよねー！
前までどんだけ言っても切らなかったのに。」
『…そうだっけ』
どうせ、あと数日したら覚める夢だろう。
それまでは無難に高校生活を送るか。
『それじゃあ、このボトル、運ぶよ。』
「え、いいの？じゃあ私部室の掃除をしてくるー！」
ボトルが入ったカゴを持ち、体育館へと向かった。
体育館の前に到着して、困ったことが起きた。
手が塞がってる。
これじゃあ、開けようにも開けられない。
『…あ、足で…いけないや…』
なんとか試行錯誤をしてみるものの、無理そうだ。
どうしよう、と扉の前で立っていると、扉が勝手に開いた。
厳密に言うと、上から手が伸びてきた。
『あ、ありがとうござい…』
驚いてお礼を言いながら振り向く。
高校時代、関わった人の中でもよく印象に残っている眼鏡の高身長がたっていた。
『あ、ありがとうございました…』
月島蛍。
当時の苦手な人ランキング上位に入っていた人物だ。
バレー部の中にはもう一人いた。
…名前は覚えていないけど。
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夕月(プロフ) - 応援してます！話数が飛んでるのですが……これはいったい？？ (2019年3月30日 17時) (
レス) id: a1339a621b (このIDを非表示/違反報告)
ゆでたまご。(プロフ) - 大好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2019年3月29日 22時) (レス) id: 8c5b86d5e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ好きです（真顔）。これからも頑張ってください！ (2019年3月28日 22時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム) - ｱｯｯ好き(語彙力) (2019年3月22日 13時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
ﾎﾟﾘエスカレーター - 一言でいいます。神作。 (2019年3月14日 22時) (レス) id: 5256b9caf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍原
| 作成日時：2019年2月28日 21時
